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2019/10/21

切除不能肝細胞癌の1次治療でアテゾリズマブとベバシズマブの併用はソラフェニブよりOSとPFSを有意に延長

横山勇生=編集委員

 スイスHoffmann-La Roche社は10月21日、全身治療を受けたことのない切除不能肝細胞癌(HCC)への抗PD-L1抗体アテゾリズマブベバシズマブの併用療法は、ソラフェニブを投与する場合に比べて全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できることが示されたと発表した。 フェーズ3試験であるIMbrave150試験の結果示された。

 詳細は、今後学会で発表される予定。

 IMbrave150試験は、世界規模で実施された多施設オープンラベルフェーズ3試験。全身治療を受けたことのない切除不能HCC患者501人を、アテゾリズマブとベバシズマブの併用群(アテゾリズマブ群)と対照群であるソラフェニブ投与群(ソラフェニブ群)に2対1で割り付けて行われた。21日間を1サイクルとして、1日目にアテゾリズマブ1200mgとベバシズマブ15mgが投与された。ソラフェニブは、連日1日2回400mgが投与された。投薬は、両群ともに受容不能な副作用の発現か研究者の評価で臨床上の有益性がなくなるまで継続された。

 主要評価項目はOSと独立評価委員会によるRECISTv1.1を用いたPFS、副次評価項目は、RECISTv1.1(研究グループと独立評価委員会による評価)とHCC mRECIST(独立評価委員会による評価)に基づく奏効率、増悪までの期間(TTP)、患者報告アウトカム(PRO)、安全性、薬物動態だった。

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