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2019/9/17

再発・難治性の多発性骨髄腫へのKdD療法はKd療法よりも有意にPFSを延長

横山勇生=編集委員

 米Amgen社は9月13日、再発・難治性多発性骨髄腫に対する、プロテアソーム阻害薬カルフィルゾミブ、デキサメタゾン、抗CD38抗体ダラツムマブの併用療法(KdD療法)は、カルフィルゾミブとデキサメタゾンの併用療法(Kd療法)と比べて有意に無増悪生存期間(PFS)を延長できることが明らかになったと発表した。両者を比較したフェーズ3試験であるCANDOR試験で、主要評価項目であるPFSについて有意な延長が認められた。

 CANDOR試験は、1から3の治療歴数を有する再発または難治性の多発性骨髄腫患者466人を対象に行われた無作為化オープンラベルフェーズ3試験。投薬は増悪するまで継続された。主要評価項目はPFS、副次評価項目は、奏効率、微小残存病変、全生存期間(OS)だった。KdD群の患者には、週2回、カルフィルゾミブ56mg/m2がデキサメタゾンとダラツムマブの併用で投与された。対照群であるKd群には、週2回、カルフィルゾミブ56mg/m2がデキサメタゾンとともに投与された。

 試験の結果、PFS中央値はKd群が15.8カ月、KdD群が未到達で、ハザード比0.630(95%信頼区間:0.464-0.854)、p=0.0014で、KdD群で有意に延長していた。

 副作用は、KdD群でKd群よりも高頻度に認められた。20%以上KdD群で多く発現した副作用は、血小板減少症、貧血、下痢、高血圧、上気道感染症、倦怠感、呼吸困難だった。

 CANDOR試験の結果の詳細は、今後学会で発表される予定。

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