このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2019/08/01

ペムブロリズマブがPD-L1発現陽性進行食道扁平上皮癌を対象に米国で承認

横山勇生=編集委員

 米食品医薬品局(FDA)は7月30日、抗PD-1抗体ペムブロリズマブについて、PD-L1発現陽性(Combined Positive Score:CPSが10以上)の再発、局所進行または転移を有する食道扁平上皮癌ESCC)を対象に承認したと発表した。

 ペムブロリズマブの食道癌への申請は日本では行われていない。

 ペムブロリズマブの進行食道癌への有効性は、KEYNOTE-181試験KEYNOTE-180試験で評価された。

 KEYNOTE-181試験は、1次治療を受けた後の進行食道腺癌、食道扁平上皮癌、Siewert分類によるType1(腫瘍の中心部がEGJから1cm以上離れた食道側に存在)の食道胃接合部腺癌患者を対象に、ペムブロリズマブ単剤と化学療法を比較したオープンラベル無作為化フェーズ3試験。

 試験の結果、PD-L1発現陽性(CPS10以上)の進行ESCC患者の全生存期間(OS)のハザード比は0.64(95%信頼区間:0.46-0.90)、OS中央値はペムブロリズマブ単剤群が10.3カ月(95%信頼区間:7.0-13.5)、化学療法群が6.7カ月(95%信頼区間:4.8-8.6)だった。

 KEYNOTE-180試験は、少なくとも2レジメンの全身療法を受けた局所進行または転移を有する食道癌を対象とした単群オープンラベル試験で、121人を対象に行われた。試験の結果、PD-L1陽性(CPS10以上)のESCC患者35人での奏効率は20%(95%信頼区間:8-37)だった。奏効期間は4.2カ月から25.1カ月以上で、5人(71%)で6カ月以上、3人(57%)で12カ月以上の奏効期間が認められた。

この記事を友達に伝える印刷用ページ