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2019/6/26

職業関連性胆道癌を対象にニボルマブを投与する医師主導治験が開始

横山勇生=編集委員

 国立がん研究センターと大阪市立大学は6月26日、同センター東病院と大阪市立大学医学部附属病院が、印刷事業などで使用する化学物質が原因で発生した切除不能または再発した胆道癌を対象に免疫チェックポイント阻害薬ニボルマブの有効性と安全性を検討する医師主導治験を開始したと発表した。

 職業関連性胆道癌は通常の胆道癌と比べて遺伝子変異が多い、またPD-L1の発現が多くみられることが特徴とされ、免疫チェックポイント阻害薬が効果を発揮しやすい条件に当てはまっている。

 職業関連性胆道癌は、印刷事業などで使用する1,2-ジクロロプロパンやジクロロメタンなどの有機溶剤が原因となって発生した癌で、2013年から労働災害として認定されている。通常の胆道癌と比べて、若年層(30歳代、40歳代)で発症が多いことが知られている。

 開始されたのは、ニボルマブ単剤を投与する医師主導フェーズ2試験。2019年4月から開始されており、国内の2施設で、最大16人を対象に行われる。対象となる患者は、胆道癌と診断され、職業に関連した業務により労災認定を受けた20歳以上の、切除不能または再発胆道癌(肝内胆道癌、肝外胆管癌、胆嚢癌、乳頭部癌)患者。標準治療が終わった患者もしくは1次治療として希望する患者に投与される。

 なお開始された治験には、小野薬品工業が試験費用の一部と治験薬の無償提供を行う。

 治験参加の問い合わせ先は、こちら

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