このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2019/06/17

MRD陽性のALLにブリナツモマブを投与した5年観察でOS中央値は36.5カ月

横山勇生=編集委員

 米Amgen社は6月16日、微小残存病変(MRD)陽性の急性リンパ性白血病ALL)に二重特異性抗体製剤ブリナツモマブを投与した単群フェーズ2試験であるBLAST試験の5年間観察の結果、全生存期間(OS)中央値が36.5カ月となったと公表した。欧州血液学会(EHA2019)で発表された。

 ブリナツモマブは、CD19とCD3に二重特異性を有しT細胞を誘導するBiTE(Bispecific CD19-Directed CD3 T-Cell Engager)抗体。B細胞系の細胞表面に発現するCD19とエフェクターT細胞の表面に発現するCD3に結合する。日本では、再発または難治性のB細胞性ALLを対象に承認されている。

 BLAST試験は、少なくとも3サイクルの強力な化学療法を受けて最初または2回目の血液学的完全寛解が得られたMRD陽性フィラデルフィア染色体陰性のB細胞性ALL患者、116人を対象に行われた単群多施設オープンラベルフェーズ2試験。患者には4週間1日あたり15μg/m2のブリナツモマブを投与し、2週間休薬を1サイクルとして最長で4サイクル投与された。1サイクルの後は、適格であればいつでも造血幹細胞移植が受けられることになっていた。

 OSの評価は、白血病性芽球が5%以下だった110人を対象に行われ、74人は持続的完全寛解の状態で造血幹細胞移植を受けていた。

 試験の結果、観察期間中央値が59.8カ月で、OS中央値は36.5カ月(95%信頼区間:22-NE)だった。ブリナツモマブの投与後にMRDについて完全奏効が得られた患者84人のOS中央値は未到達(95%信頼区間:29.5-NE)、MRDが残存していた患者では14.4カ月(95%信頼区間:3.8-32.3)だった。

この記事を友達に伝える印刷用ページ
  • 大腸がんを生きるガイド
  • がん文献情報ナビ
  • 「がん情報文献ナビ」は、がんと治療薬に関する最新の英語論文を、ビジュアル検索できるサービスです(株式会社ワールドフージョンが運営しています)。 ご意見・お問い合わせはこちら