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2019/5/7

再発リスク高あるいは中程度のER陽性かつHER2陰性乳癌の術後補助療法としてホルモン療法とS-1の併用がホルモン療法単独よりも有効

横山勇生=編集委員

 再発リスク高あるいは中程度のエストロゲン受容体(ER)陽性/HER2陰性乳癌に対する術後補助療法として、術後内分泌療法とS-1の併用が術後内分泌療法単独よりも浸潤性疾患のない生存期間(iDFS)を有意に延長できることが明らかとなった。無作為化比較フェーズ3試験POTENTの独立データモニタリング委員会にによる中間解析で、iDFSについて事前に設定した有効中止の基準に合致したことから、試験が中止されることになった。京都大学がこのほど公表した。

 POTENT試験は、京都大学の戸井雅和氏を主任研究者とした研究グループによって2012年から実施されてきた、先進医療Bに基づく医師主導の臨床試験。京都大学のほか国内142施設が参加して行われた。再発リスク高あるいは中程度のER陽性かつHER2陰性の原発性乳癌を対象として、標準的な術後内分泌療法単独群と、標準的な術後内分泌療法とS-1の併用群を比較することで行われた。S-1は、21日間を1サイクルとして、14日間投与7日間休薬のスケジュールで、1年間投与された。主要評価項目はiDFS、副次評価項目は全生存期間(OS)、遠隔無病生存期間(D-DFS)、有害事象の発現頻度などだった。登録期間は2012年2月から2016年2月までで、1959人が登録された。成果の詳細は、今後学会などで発表される予定。

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