このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2019/4/9

先駆け審査指定制度の対象品目に癌関連医薬品が多数指定

横山勇生=編集委員

 厚生労働省は4月8日、先駆け審査指定制度の対象品目を新たに指定したと発表した。癌関連の品目として、再発または難治性の末梢性T細胞性リンパ腫を対象とするValemetostat、頭頸部癌を対象とするASP-1929、FGFR2融合遺伝子を有する切除不能な胆道癌を対象とするE7090などが指定された。

 Valemetostatは、ヒストンメチル化酵素enhancer of zeste homolog(EZH)1とEZH2を同時に阻害する薬剤で、申請者は第一三共、現在フェーズ2試験の計画中。

 光免疫療法製剤ASP-1929は、抗EGFR抗体セツキシマブに、レーザー装置(PIT690)による非熱性赤色光(690 nm)で活性化されて物理的に細胞膜を破壊する色素IR700を結合させた製剤。申請者は楽天メディカルジャパンで、フェーズ3試験を実施中。

 E7090は、線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR)1、2、3に対する阻害作用を有する薬剤で、申請者はエーザイ、フェーズ2試験を計画中だ。

 医療機器としては、マイクロ波により乳がんと疑われる組織を同定し、医師にその情報を提供するマイクロ波マンモグラフィ(仮称)が指定された。申請者は、Integral Geometry Science。

 体外診断薬は、血清から抽出したRNA中のマイクロRNA発現パターン解析(膵臓癌・胆道癌の診断の補助)用のDNAチップによる膵臓・胆道癌検査キットMI-004(仮称)が指定、申請者は東レ。

 再生医療等製品には、切除不能、化学療法不耐容または抵抗性の局所進行食道癌を対象とするOBP-301テロメライシン)が指定された。OBP-301は腫瘍溶解性アデノウイルス製剤で、国内外で臨床試験が行われており、3月29日から4月3日まで開催されたAmerican Associationfor Cancer Research(AACR2019)では有望な結果が報告されている。また4月8日には、中外製薬が独占的ライセンス契約を締結したことが発表された。申請者はオンコリスバイオファーマ。

この記事を友達に伝える印刷用ページ