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2019/2/27

BRCA変異を有する進行膵癌の維持療法でオラパリブが有効

横山勇生=編集委員

 英AstraZeneca社と米Merck社は2月26日、生殖系細胞にBRCA変異を持つ進行膵癌の1次治療後の維持療法として、PARP阻害薬であるオラパリブが有効なことが明らかとなったと発表した。1次治療で白金系抗癌薬で増悪しなかった患者に対する維持療法としてのオラパリブの有効性を評価したフェーズ3試験POLOで、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が確認された。試験結果の詳細は、今後、学会で発表される予定だ。

 POLO試験は、プラセボ対照無作為化多施設二重盲検フェーズ2試験。生殖系細胞にBRCA変異があり、転移を有する膵臓癌患者で、白金系抗癌薬による1次治療で増悪しなかった154人を、1日2回オラパリブ300mgを投与する群とプラセボを投与する群に3対2で無作為に割り付けて行われた。主要評価項目は、PFS。副次評価項目は、全生存期間(OS)、2度目の増悪までの時間、奏効率、疾患制御率、健康関連QOLなどだった。

 オラパリブの安全性、忍容性については、過去にオラパリブを投与された試験で認められたものと一致していた。

 なお、clinicalTrials.comで公開されている内容では、POLO試験の実施施設には日本の施設は含まれていない。

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