このページの本文へ

がんナビ

がんナビについて

がん患者さんとその家族のために、がんの治療や患者さんの日々の生活をナビゲートします。

がん種から情報を探す

  • 乳がん
  • 肝がん
  • 大腸がん
  • 腎がん
  • 胃がん
  • 肺がん
  • 食道がん
  • 前立腺がん
  • 子宮頸がん
  • 膵がん
  • 卵巣がん
  • その他のがん

News ニュース

ニュース一覧へ

新着一覧へ

ニュース

2018/9/11

抗FGF受容体2b抗体bemarituzumabの未治療進行胃・胃食道接合部癌を対象にしたフェーズ3試験が開始

横山勇生=編集委員

 米Five Prime Therapeutics社は9月10日、アイソフォーム選択的な抗FGF受容体2b抗体製剤bemarituzumabFPA144)について、未治療の進行胃・胃食道接合部癌を対象に化学療法と併用投与するフェーズ3試験を開始したと発表した。試験実施国には日本も含まれている。

 開始したフェーズ3試験は、フェーズ1/3試験として行われているFIGHT試験のフェーズ3部分として行われるもの。安全性を評価したフェーズ1部分は完了し、2019年前半に学会で発表される予定だ。フェーズ1部分には日本の施設も参加している。

 同社の発表によると、FGFR2bの過剰発現は、胃・胃食道接合部癌患者の約10%に認められ、過剰発現していると予後が悪いという。bemarituzumabは、胃癌の後方ラインでの単剤投与で有望な抗腫瘍効果を示したことから、化学療法との併用で1次治療での評価を行うという。

 bemarituzumabは、FGF7、10、22のFGFR2bへの結合を阻害するとともに、抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高めるように設計された薬剤。

 同社は、2017年12月に、FIGHT試験のフェーズ1部分を開始した。フェーズ1部分で、bemarituzumabとmFOLFOX6の併用が行われた。

 開始されたフェーズ3試験は、FGFR2bが過剰発現した胃・胃食道接合部癌患者の約550人を対象に行われる無作為化二重盲検試験。患者は、bemarituzumab+mFOLFOX6投与群とプラセボ+mFOLFOX6投与群に割り付けられる。試験は米国、欧州、アジア(中国、韓国、日本を含む)の約250施設で実施される。試験の主要評価項目は、全生存期間(OS)。副次評価項目は、無増悪生存期間(PFS)、奏効率、安全性、薬物動態。

この記事を友達に伝える印刷用ページ