厚生労働省は1月16日、先進医療会議において、先進医療Aとして実施されている陽子線治療と重粒子線治療について施設基準の変更を了承した。今回の変更により、該当技術の経験が1年以上で、放射線治療(4門以上の照射、運動照射、原体照射、強度変調放射線治療)について1年以上の経験を持つ医師も治療できるようになる。
これまでの施設基準では、該当技術について「2年以上の経験を有すること」が求められていた。
変更した施設基準の適用は、2月1日から。
当日の会議では、このほかに家族性アルツハイマー病の遺伝子診断、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術の施設要件についても見直し案を了承した。