「研修医として学んできた知識および臨床力を競うレジデンピックは、自らの力を試す場であり、新たな学びを得る場となる」。こう力説するのは、レジデンピック実行委員長を務める徳田安春氏(群星沖縄臨床研修センター長)。その本選が2月16日、第18回日本病院総合診療医学会沖縄科学技術大学院大学で開催)のプログラムの1つとして実施されました。全国から300人余りがネット予選に参加し、成績上位の13人が本選に。準決勝、決勝を勝ち抜き、研修医日本一の称号を獲得したのは、果たして誰だったのか。



写真1 レジデンピック本選に進んだ13人と主催者のドクター軍団(最後列左からレジデンピック実行委員メンバーの東京城東病院の森川暢氏、島根大学の和足[わたり]孝之氏、順天堂大学附属練馬病院の坂本壮氏、順天堂大学の高橋宏瑞氏、聖路加国際病院の水野篤氏、一番右が今学会のプログラム委員長を務めた浦添総合病院の栗原健氏)

写真2 主催者の1人である島根大学の和足孝之氏

 2月16日午前11時30分。準決勝の幕が切って落とされました。会場には、昨年末にネット上で行われた予選を勝ち抜いた13人がそろいました。参加者は無作為に5チームに割り振られ、3人編成の3チームと2人編成の2チームが、ドクター軍団のクイズに挑みました。

 冒頭、主催者の1人である島根大学の和足孝之氏は、参加者にこう語りかけました。

 「ハイサイ! 皆様、ここに来ていただいて本当に感謝しています。私たちは、研修医の先生方にチャンスを与えたいという気持ちから、今年もレジデンピックを開催しました。これを機会に、視野を広く、視座を高く持って、いろんな人とつながって、チャンスをつかんでいってほしいと願っています。皆様の活躍を期待しています」(写真2

 準決勝は4つの関門が用意されていました。

 最初の関門は「Dr.和足からの挑戦状」です。題して「マシュマロ・チャレンジ」。制限時間10分で、用意された材料(マシュマロ、セロハンテープ、糸、パスタなど)だけで、自立可能なできるだけ高いタワーを完成させるというものです。急造チームの緊張をほぐすための、アイスブレイクを兼ねたプログラムでもありました。

 この間に、各チームはチーム名も考えなければなりません。それぞれが決めたチーム名は、「ちぎっちゃダメ」「レジデントG」「田」「ピーナッツ」「めがね」です。

 10分が経ち、測定が始まりました。手を離した途端、倒れ込むタワーが目立つ中、チーム「田」と「めがね」のタワーは自立しています。測定の結果、「めがね」のタワーが68センチと高く、30点を獲得しました。