走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.9 病理、リハビリテーション科、臨床検査の研修プログラム初年度は? 4月にスタートした新専門医制度。今回は、病理、リハビリテーション科、臨床検査の動向を紹介する。2018年度の病理領域の専攻医採用数は114人。日本病理学会は2017年度から学会主導で専門医研修をプログラム制としていて、2017年度の1年次後期研修医は108人。採用数にほぼ変化はなかった。2018年度… 2018/06/22 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.8 耳鼻咽喉科、脳神経外科、形成外科の研修プログラム初年度は? 4月からスタートしている新専門医制度。今回は、脳神経外科、耳鼻咽喉科、形成外科の動向を紹介する。 形成外科領域における2018年度の専攻医採用数は162人。一昨年までの3年間の平均は180人程度だったが、昨年は160人であったことを踏まえると、「制度導入により採用者数に大きな影響を受けた印… 2018/06/12 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.7 泌尿器科、皮膚科、救急科の研修プログラム初年度は? 2017年度からプログラム制で運営している泌尿器科領域において、2018年度の専攻医採用数は274人。2017年度の1年次後期研修医は252人、2016年度は200~220人で増加が続いている。「内科的な診療から外科的な処置まで、様々なアプローチを行う泌尿器科の魅力が医学生や初期研修医に認識されているの… 2018/06/08 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.6 産婦人科、精神科、眼科の研修プログラム初年度は? 4月にスタートを切った新専門医制度。産婦人科、精神科、眼科について、専門研修プログラムの初年度の体制を紹介する。 2018年度の産婦人科領域の専攻医採用数は442人。日本産科婦人科学会は2017年度から研修プログラムを取り入れ、2017年度の1年次後期研修医は391人で、2018年度は50人ほど増えた… 2018/06/05 精神・神経 医師・医学生限定コンテンツ
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.5 【麻酔科】フリーランスなど多様な働き方を踏まえた研修を提供 麻酔科は他の領域に先取りする形で、2015年から新制度に沿った研修制度を開始していた領域だ。「2年先行して研修制度を切り替えていたことで、大きな混乱はなく、新制度への移行はスムーズに進んだ」。2018年度における麻酔科専門研修プログラムの採用者数は498人(3月15日時点)。「微増だが、例… 2018/05/22 麻酔科
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.4 【整形外科】新制度では口頭試験の免除を検討 4月にスタートを切った新専門医制度。各基本領域について、専門研修プログラムの初年度の体制をシリーズで紹介する。 2018年度の整形外科領域の研修プログラム数は156、採用者数は550人だった。この結果について、「昨年度に始めた暫定プログラムの採用者数は551人。大きな変化はなかったと捉え… 2018/05/16 医師のキャリア
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.3 【小児科】東京の1年次専攻医、25%は他県で研修 4月にスタートを切った新専門医制度。各基本領域について、専門研修プログラムの初年度の体制をシリーズで紹介する。小児科領域は編集部からの質問に対し、日本小児科学会から寄せられた返答を紹介する。――専攻医の都市部(特に東京)への集中を指摘する声がある。2018年度における小児科領域の… 2018/05/01 小児科
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.2 【外科】シーリング対象外だが都市部集中は見られず 外科専門研修プログラムの2018年度の採用数は805人(3月末時点)。外科研修を始めた後期研修医の過去5年の推計と比較して、「外科に進む医師の減少が続いている」と日本外科学会理事長の森正樹氏(大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学教授)は語る。その減少は新専門医制度の導入による影響で… 2018/04/27 医師のキャリア
走り出した新専門医制度、基本領域の動向 Vol.1 【内科】研修の質を評価するシステムを導入 内科専門研修プログラムの2018年度の採用数は2671人(3月15日時点)。新制度導入による影響を懸念する声は強く、採用結果の発表後には過去の認定内科医試験の受験者数と比べ、大幅に研修医数が減少したのではないかという指摘も寄せられていた。 だが、「全専攻医の約3割が内科領域を選んでおり… 2018/04/25 医師のキャリア
【Vol.9】冬の食中毒 嘔吐・下痢がそろわなければノロの診断は注意 サルモネラ属菌やブドウ球菌、腸炎ビブリオ、腸管出血性大腸菌(O157)など、細菌感染による食中毒は夏季に増える。一方、冬季の食中毒の代表はノロウイルス感染によるものだ。東京ベイ・浦安市川医療センター(千葉県浦安市)の舩越拓氏も、「冬に経験する食中毒のほとんどがノロウイルスによる… 2018/01/26 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【Vol.8】小児の誤飲 咽頭が短い小児なら「直視下で除去」も 正月のお楽しみといえば、お年玉。しかし、お年玉袋をコタツに置いて目を離した隙に、乳児が硬貨を飲み込んでしまったようだ─。小児の誤飲を救急外来で訴えられたら、まずは飲み込んだものが何か、どこにあるかをX線画像で確認する。 飲み込んだものが硬貨ならば、食道に引っ掛かっていたとして… 2018/01/25 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【Vol.7】一酸化炭素中毒 安易に帰せばCOに再び曝露させる恐れ 雪がほとんど降らない地方から雪国に出掛け、大雪の中、車中で待機。車のマフラー周辺が雪で埋まると一酸化炭素(CO)を含む排気ガスが車内に充満することを知らず、CO中毒に─―。 ここまで典型的な例に遭遇することは少ないかもしれないが、この時期、意識障害や頭痛、嘔吐の症状を来す患者の… 2018/01/24 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【Vol.6】原因不明の低体温 復温と並行して血液培養を 寒い時期は自宅から救急搬送される患者でも低体温を来していることが多くなる。湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)の関根一朗氏は、「独り暮らしに限らず、何かの原因で具合が悪くなって動けなくなり、低体温症を来す高齢者が多い」と言う。 低体温自体への対応としては、輸液製剤を温蔵庫や輸… 2018/01/19 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【Vol.5】冬の泥酔者 「アルコールのせい」だけじゃないかも 忘年会に新年会、飲酒の機会が増える年末年始は、救急外来にも泥酔者が増える。 まず注意を要するのが急性アルコール中毒だが、確立した治療法はない。嘔吐を繰り返して電解質異常や脱水を来し、末梢循環不全が起きているような場合は輸液による蘇生を行うこともあるが、原則としてアルコールが… 2018/01/18 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ
【Vol.4】冬の心筋梗塞 「雪かきして、だるい」も危険なサイン 寒さによって血管が収縮する冬は、心筋梗塞や狭心症が増える。京都府立医科大学附属病院の宮本雄気氏は、「胸痛や冷汗などの典型的な症状があれば、医学生でも心筋梗塞を疑える。心電図検査でST上昇などの分かりやすい所見があれば診断も容易だ。心筋梗塞を見逃さないための本当のポイントは、非… 2018/01/16 救急医療・集中治療 医師・医学生限定コンテンツ