シリーズ◎インフルエンザ2020/21シーズン どうなる? 今季のインフルエンザ流行 全国の定点患者数は36週から40週まで25人にとどまる 今季のインフルエンザは静かな幕開けとなっています。ここ数年、夏季のインフルエンザ流行が見られていた沖縄県では、今年の夏以降、定点当たり0人台が続いています。一方、全国の定点医療機関から報告される患者数は、暦の上でのシーズン開幕である第36週(8月31日~9月6日)以降、第40週(9月28日… 2020/10/12 感染症
インフルエンザ、年末年始にかけて大流行か 休日診療所や救急外来に患者が殺到する事態への備えを 年末年始にかけて、インフルエンザが大流行するリスクが高まっています。各都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、12月8日まで1週間(第49週)に全国の定点医療機関を受診した患者数は4万7200人となり、定点当たりで9.52人と急増。今後4週間以内に大きな流行が… 2019/12/13 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(8) H3N2亜型にはワクチンが効かない? 立ちはだかる抗原性ミスマッチの壁 今冬のインフルエンザで気掛かりなことの中で、インフルエンザワクチンに付きまとう懸念も払拭できない。効果に悪影響を及ぼす「抗原性ミスマッチ」のリスクが存在するからだ。 2019/12/09 感染症
北海道が注意報レベル、全国定点当たり3.11人に インフルエンザ患者、全国定点で1万5000人超 院内でのワクチン接種者とインフルエンザ患者の接触を避ける工夫を インフルエンザ患者数が急増している。全国の都道府県がまとめているインフルエンザ定点当たり報告数(速報値)によると、11月24日までの1週間(第47週)に、全国の約5000の定点医療機関を受診した患者数は1万5390人となった。流行が早いため、同じ医療機関でインフルエンザワクチンの接種希望者と… 2019/11/29 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(7) ゾフルーザ、小児への積極投与を推奨しない理由 日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会委員長の岡田賢司氏に聞く ゾフルーザを小児患者に広く使用するにあたって、現時点で懸案事項が2つある――。日本小児科学会の予防接種・感染症対策委員会は、10月に公表した「2019/2020シーズンのインフルエンザ治療指針」の中でこう言及しました。同委員会の委員長を務める福岡歯科大学医科歯科総合病院予防接種センター長… 2019/11/11 感染症
ニュース◎インフルエンザ流行期入り、15都道県に拡大 今冬のインフルエンザ、異常な立ち上がり続く 異常な立ち上がりを見せている今冬のインフルエンザは、今週中にも全国的に流行期入りしそうです。 2019/11/08 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(6) 成人インフル脳症の調査で判明した注目の事実 若い成人の致命率は2~4歳児と同等、小児とは臨床病型が異なる可能性も 小児に多いとされてきたインフルエンザ脳症だが、最近の調査で成人の発症もまれではなく、働き盛りの若い人にも死亡例が多いことが分かってきた。小児との病型の違いなど解明すべき課題は少なくないが、予後の改善には、成人でも重症化する前の早期拾い上げが大切だ。… 2019/10/24 感染症
シリーズ◎今冬のインフルエンザで気掛かりなこと(5) 要注意!A/H1N1pdm09ウイルスに変化の兆し 新型インフルエンザが発生した2009年から、今年で10年目となります。パンデミックを引き起こしたA/H1N1pdm2009ウイルスはこの間、少しずつだが着実に変化を遂げてきたようです。 2019/10/21 感染症
学会トピック◎第68回日本感染症学会東日本地方会学術集会 ゾフルーザ、小児は「慎重投与」、学会が提言へ 低感受性株の出現頻度が高いことを考慮 抗インフルエンザ薬の使用について提言案を検討していた日本感染症学会インフルエンザ委員会は、小児へのゾフルーザの使用について「低感受性株の出現頻度が高いことを考慮し、慎重に投与を検討する」との結論に至りました。… 2019/10/17 感染症