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心不全患者へのロサルタン高用量投与で10%イベントが減少

心不全患者へのロサルタン高用量投与で10%イベントが減少

 心不全患者に対するアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)ロサルタンの中用量(50mg/日)投与と高用量(150mg/日)投与の心血管イベント抑制効果を比較する大規模臨床試験HEAAL試験の結果が、今年11月に米フロリダ州オーランドで開催された米国心臓協会年次学術集会(AHA2009)で発表された。

ロサルタンによる心不全治療効果の用量反応性を検証

ロサルタンによる心不全治療効果の用量反応性を検証

 HEAAL(The Heart failure Endpoint evaluation of Angiotensin II Antagonist Losartan)研究は、心不全患者に対するアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)ロサルタンの心血管イベント抑制効果と、その用量反応性を検討する大規模臨床試験である。世界30カ国の255施設から、3846例が登録された。

増量による心不全の改善効果がロサルタンで確認された

増量による心不全の改善効果がロサルタンで確認された

 心不全の患者さんに対して、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)を使う場合、できるだけ高用量を目指して増量していく方が改善効果は大きい。多くの試験で指摘されていることが、今回、ロサルタンについても確かめられた。これがHEAAL試験の最も大きな成果だろう。


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