【2型糖尿病の薬物治療に関する調査2012】 「アマリール」「ジャヌビア」「ベイスン」が処方率ベスト3 2型糖尿病治療薬の中で処方率が高いのは、「アマリール」「ジャヌビア」「ベイスン」がベスト3で、それぞれ81.6%、71.3%、64.6%だった。日経メディカル オンラインが医師会員を対象に行った「2型糖尿病の薬物治療に関する調査2012」で明らかになった。… 2012/08/17 代謝・内分泌
「魚介類をよく食べること」は糖尿病発症リスク低下につながる 魚介類を週に200g以上食べる人は、そうではない人に比べて、糖尿病発症リスクが有意に低いことが示された。また、加糖清涼飲料水をあまり飲まない人は、よく飲む人に比べて糖尿病発症リスクが低い傾向にあった。愛知職域コホート研究の成果で、名古屋大学の上村真由氏らが1月末に東京で開催された… 2012/02/09 代謝・内分泌
糖尿病予防には「ゆっくり食べること」が重要 糖尿病予防には「ゆっくり食べること」が重要のようだ。日本人の中年男性を対象に、食べる速さと糖尿病発症との関連を調べたコホート研究で示された。金沢医科大学の櫻井勝氏らが1月末に東京で開催された日本疫学会で報告した。… 2012/02/08 代謝・内分泌
2型糖尿病発症者のHbA1c値、発症10年前から5.6%より高値が続く 2型糖尿病の発症者では、発症する10年前からHbA1c値(国際標準値、以下同)が5.6%より高い状態が続いていることが明らかになった。また、発症1年前に5.9%を示した後、急激に上昇することも分かった。筑波大学大学院水戸地域医療教育センターの平安座依子氏らが、1月26日から28日まで東京で開催… 2012/02/02 代謝・内分泌
日本疫学会2012 40歳平均余命、糖尿病や高血圧のある集団では2~3歳も短く 糖尿病や高血圧のある日本人の集団では、ない集団に比べて40歳平均余命が2~3歳も短いことが明らかになった。滋賀医科大学の村上善孝氏らが1月末に東京で開催された日本疫学会で発表した。 2012/01/31 循環器
世界糖尿病会議、PVランキングの1位は「ピスタチオを含む食事療法」 日経メディカル オンラインが実施した学会ダイジェスト「世界糖尿病会議」について、読者の関心が高かった記事を調べたところ、最も読まれたのは「ピスタチオを含む食事療法がメタボリックシンドロームに有効」だった。以下、10位までの記事を紹介する。… 2012/01/18 代謝・内分泌
2月10日は「フットケアの日」、専門学会が制定 日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会、および日本メドトロニックは1月10日、2月10日を「フットケアの日」に制定したことを発表した。糖尿病や末梢動脈疾患あるいは閉塞性動脈硬化症による足病変の予防、さらには早期診断・早期治療の啓発が目的。日本記念日協会に申請し認定されたという… 2012/01/11 代謝・内分泌
【日本糖尿病合併症学会】 一般診療所向け「糖尿病標準診療マニュアル」の特徴と意義を解説 経口血糖降下薬の選択についても明記 一般診療所において役立ててもらうことを目的とした「糖尿病標準診療マニュアル」が策定され、このほどインターネットでも公開された。策定の中心的な役割を果たした国立国際医療研究センター病院の能登洋氏が、その特徴と意義について、10月に大宮で開催された日本糖尿病合併症学会で解説した。… 2011/11/04 循環器
【2型糖尿病の薬物治療に関する調査2011】No.2 「インクレチン関連薬に期待」が97%、導入・予定は「ジャヌビア」が最多 糖尿病治療薬として新たに登場したインクレチン関連薬に対して、97%の医師が「期待している」と回答した。また、既に導入しているか、あるいは導入を予定しているインクレチン関連薬では、ジペプチジルペプチダーゼ4阻害薬(DPP4阻害薬)の「ジャヌビア」が70.3%と最も多かった。日経メディカル… 2011/10/13 循環器
【2型糖尿病の薬物治療に関する調査2011】No.1 処方率が高いのは「アマリール」「アクトス」「ジャヌビア」 2型糖尿病治療薬の中で処方率が高いのは、「アマリール」「アクトス」「ジャヌビア」で、それぞれ80.9%、71.1%、60.0%だった。日経メディカル オンラインが医師会員を対象に行った「2型糖尿病の薬物治療に関する調査2011」で明らかになった。… 2011/10/05 循環器
京都大学糖尿病・栄養内科学教授 稲垣 暢也氏 インクレチン関連薬の特徴と使い方のポイント 日経メディカル特別編集版JCS2011トレンドより インスリン分泌促進薬でありながら、単剤投与であれば低血糖を起こしにくい薬剤として注目されるインクレチン関連薬。作用機序から考えて、他の糖尿病治療薬と併用しやすいと認識されている。ただし、高用量のSU薬を処方されているなど一部の患者には注意して使いたい。… 2011/06/24 代謝・内分泌
日本下肢救済・足病学会2011 スクリーニングABIで16%に異常所見を認める 検査後の診療フローチャートの確立が必須(7/22訂正) 糖尿病患者に対するスクリーニングABI(足関節/上腕血圧比)検査によって、異常所見が16%と高率に認められることが報告された。同時に、下肢救済あるいは足病変の予防に有用と言われているスクリーニングABIだが、無症状の場合には精査治療につながらない例もあるという課題も浮かび上がった。カ… 2011/06/13 代謝・内分泌
日本下肢救済・足病学会2011 フットケア教育用モデル「足元ネイル君」を開発 足と爪の専門的ケアを学ぶための新たな教材、フットケア教育用モデル「足元ネイル君」(写真)が開発された。患者役の学習者が自分の足に装着し、もう1人の学習者が巻き爪きりなどのケアを体験できるようになっている。「安価で臨場感の高い教材」を目指して、名古屋大学大学院の前川厚子氏(写真… 2011/06/10 代謝・内分泌
DPP-4阻害薬の血糖改善効果は魚介類の摂取量が多いほど高い DPP-4阻害薬の単剤投与による血糖改善効果は、魚介類の摂取量が多い人の方が高い可能性が示された。HbA1cの低下量は、魚介類に多く含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸のイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)の血中濃度に相関して大きくなることも確認された。関西電力病院疾患栄… 2011/06/09 代謝・内分泌
日本下肢救済・足病学会2011 糖尿病性足潰瘍、SPPの最高値が低いほど足切断リスクが高い 糖尿病性足潰瘍の患者では、潰瘍周囲の皮膚かん流圧(SPP)の最高値が低いほど足切断リスクが高いことが示された。また、透析患者、CRP高値あるいは足関節/上腕血圧比(ABI)低値の患者では足の切断、大切断のリスクが高いことも明らかになった。大阪厚生年金病院の池上隆太氏らが、5月に横浜で開… 2011/06/08 代謝・内分泌
理研脳科学総合研究センター 西道隆臣氏に聞く 前臨床期アルツハイマー病の原因は発症の10年も前から始まる 認知症の謎は、いったいどこまで解明されたのだろうか――。いまや老年期の認知症の大半を占めるようになったアルツハイマー病。その研究から、脳内のアミロイド沈着が根本的な原因とする「アミロイド仮説」が生まれた。主役はアミロイドβと呼ばれるたんぱく質で、前臨床期アルツハイマー病(プ… 2011/05/16 精神・神経
患者さんも悲惨な場面を報じるテレビは見ない方がいい 神奈川県糖尿病対策委員会委員長 松葉育郎氏に聞く 東日本大震災から10日余り経ったころ、川崎市で松葉医院を開業する松葉育郎氏のもとを訪ねた。DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬などの新たな糖尿病薬の登場で、臨床の現場はどのように変わっていくのか、あるいはどのような変化が求められていくのかを尋ねるのが目的だった。だが、おのずと話は震… 2011/04/12 代謝・内分泌
認知症合併糖尿病に対する「適切な薬物治療」を求めて 認知症合併糖尿病に対する薬物治療は、ガイドラインや指針がない状態で、臨床現場での判断に委ねられているのが現実――。NPO法人西東京臨床糖尿病研究会の間接事業である糖尿病と認知症研究会(植木彬夫代表・東京医科大学八王子医療センター医療情報室室長)では、こうした問題認識の下に治療指… 2011/04/04 代謝・内分泌
認知症を合併した糖尿病患者への支援、まず何をすべきか 「インスリンが中止できないので看護師のいない施設へは送れない」「家族も認知症のため治療の介入が難しい」「インスリン注射をしているというだけで断る老人ホームがある」。これらは、認知症を合併した糖尿病患者の診療に当たっている医師が「困っている事例」として挙げた一例に過ぎない。糖… 2011/04/01 代謝・内分泌