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急性呼吸障害を見たら“TRALI”を疑え

2009.03.24
本誌連動◇輸血は今 Vol.2
急性呼吸障害を見たら“TRALI”を疑え
輸血後数時間以内に発症、早期発見が救命のカギ

輸血後GVHDや感染症のリスクが大幅に減少したことで、数は少ないが重篤な症状を呈するそのほかの副作用が相対的に注目度を増している。その一つが輸血関連急性肺傷害(transfusion-related acute lung injury:TRALI、トラリー)だ。

チオトロピウムの呼吸機能改善効果はCOPDの早期発見・治療によって生かされる

2008.12.12

チオトロピウムの呼吸機能改善効果はCOPDの早期発見・治療によって生かされる
昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門教授 足立満氏に聞く

 日本における慢性閉塞性肺疾患(COPD; Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の総患者数は推定患者数の約5%にすぎないが、なぜこれほどのギャップが生じるのか――。そこで、昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門教授の足立満氏(写真)に代表的な呼吸器疾患である喘息と対比しながら、その理由について解説していただいた。また、長時間作用型吸入抗コリン薬の有用性を検討したUPLIFT試験の結果が、COPDの治療に与える影響についても話を聞いた。

外来の長引く風邪にいつ漢方を使うか

2008.11.27
《第6回》
外来の長引く風邪にいつ漢方を使うか
発症時期と体力で3期に分けて処方を変える

 風邪が長引いている患者さんで困ったことはありませんか? 風邪が治らないと患者さんは困りますが、患者さんから「よくならない」と言われつつ、何回も受診されると医者も困ります。今回はそのような方への漢方によるアプローチについてお話をします。

2008.11.20
【新薬】ピレスパ錠200mg
ピルフェニドン:世界初の特発性肺線維症治療薬

 2008年10月16日、抗線維化薬のピルフェニドン(商品名:ピレスパ錠200mg)が製造承認を取得した。適応は「特発性肺線維症」であり、用法・用量は「初期用量1回200mgを1日3回食後に経口投与。患者の状態を観察しながら1回量を200mgずつ漸増し、1回600mgまで増量する」である。なお本薬は、空腹時に投与すると、食後投与時に比べて薬剤の血中濃度が上昇し、副作用が発現するおそれがあるので、食後に投与することが定められている。

「QOLが高まり、患者さんに大きなメリット」

2008.11.20
チオトロピウムによる呼吸機能改善が維持される
「QOLが高まり、患者さんに大きなメリット」
帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学教授 大田健氏に聞く

 慢性閉塞性肺疾患(COPD; Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、呼吸機能が健康な人よりも急速に低下していく進行性の疾患である。呼吸機能の低下を抑制できる治療法として確立しているのは禁煙だけだが、今年10月に長時間作用型吸入抗コリン薬の有用性を検討したUPLIFT試験の結果が発表された。その結果をどのように解釈すべきか、また、COPD治療にどのような影響を与えうるかなどについて、帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学教授の大田健氏(写真)にうかがった。