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COPD治療の最前線

ピックアップ

チオトロピウムの呼吸機能改善効果はCOPDの早期発見・治療によって生かされる

2008.12.12

チオトロピウムの呼吸機能改善効果はCOPDの早期発見・治療によって生かされる
昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門教授 足立満氏に聞く

 日本における慢性閉塞性肺疾患(COPD; Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の総患者数は推定患者数の約5%にすぎないが、なぜこれほどのギャップが生じるのか――。そこで、昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科部門教授の足立満氏(写真)に代表的な呼吸器疾患である喘息と対比しながら、その理由について解説していただいた。また、長時間作用型吸入抗コリン薬の有用性を検討したUPLIFT試験の結果が、COPDの治療に与える影響についても話を聞いた。

トピックス

「QOLが高まり、患者さんに大きなメリット」

2008.11.20
チオトロピウムによる呼吸機能改善が維持される
「QOLが高まり、患者さんに大きなメリット」
帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学教授 大田健氏に聞く

 慢性閉塞性肺疾患(COPD; Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、呼吸機能が健康な人よりも急速に低下していく進行性の疾患である。呼吸機能の低下を抑制できる治療法として確立しているのは禁煙だけだが、今年10月に長時間作用型吸入抗コリン薬の有用性を検討したUPLIFT試験の結果が発表された。その結果をどのように解釈すべきか、また、COPD治療にどのような影響を与えうるかなどについて、帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学教授の大田健氏(写真)にうかがった。

第18回欧州呼吸器学会でUPLIFT試験の結果を発表

2008.10.06

第18回欧州呼吸器学会でUPLIFT試験の結果を発表
チオトロピウムが呼吸機能の改善を4年間維持、安全性も再確認

 ベルギーLeuven大のMarc Decramer氏(写真)と米カリフォルニア大ロサンゼルス校のDonald P.Tashkin氏(写真)は10月5日、第18回欧州呼吸器学会(ERS2008)でUPLIFT試験の結果を発表した。それによると、呼吸機能やQOLの改善を4年間にわたり維持したことや、死亡率や急性増悪発生率などを有意に低下させたことなどが明らかになった。

COPDは呼吸機能が急速に低下する進行性疾患[企業提供]

2008.09.30
「患者さんに“肺年齢”について聞かれたのですが…」(2)
COPDは呼吸機能が急速に低下する進行性疾患[企業提供]

 COPD患者さんは、呼吸機能が急速に低下していきます。呼吸機能は、健康人においても加齢とともに低下しますが、COPD患者さんではその速度が速く、早い段階から日常生活に大きな支障を来すようになるのです。