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 静脈血栓塞栓症(VTE)は、周術期患者や妊産婦ばかりに起こるわけではない。内科や精神科でも少なくない。特に、脳卒中急性期、重症心不全などの患者、精神科で身体拘束処置、向精神病薬投与などを受けている患者はリスクが高い。三重大学大学院循環器・腎臓内科学講師の山田典一氏は、第8回日本血栓止血学会学術標準化委員会シンポジウム(2月22日、開催地:東京)で、「内科・精神科領域の入院患者に対しても、リスク評価を行ったうえで、リスクの高い症例に対しては一次予防が必要だ」と指摘した。ただし、他領域に比べ、研究は遅れているとし、わが国の疫学データや予防策の適応、有効性に関するエビデンス蓄積の必要性を訴えた。

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