連載・コラム
連載: 医師のためのパフォーマンス学入門
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私が出会ったベスト・パフォーマー
2013/ 8/28
佐藤さんがこれまでに会われた多くの医師の中で、この人こそは“ベスト・パフォーマー”と呼べる医師はいますか。(20代、大学病院勤務医O)
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若手から慕われるパフォーマンスとは
2013/ 8/ 6
以前から尊敬しているK先生は、古希を迎えられたとはとても思えないほどエネルギッシュで、かつ女性らしさも失わず、私を含む多くの若手医師に慕われています。どうすればK先生のような医師になれるのでしょうか?(20代、大学病院勤務医O)…
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聴衆を引き付けるプレゼン術
2013/ 7/26
先日、市民講演会で糖尿病について講演する機会がありました。内容には自信があったのですが、客席の最前列でうたた寝をしている人を見つけて大ショック。どうすれば聞き手をそらさない話ができるのでしょうか?(30代、大学病院勤務医F)…
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患者の不幸への共感の示し方
2013/ 7/ 5
長年診察している患者から、「先生の説明には情がこもっていない」と言われました。数週間前に彼女の親友が亡くなったことが関係しているかもしれません。どのように慰めの言葉をかければよかったのでしょうか?(60代、婦人科開業医Y)…
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怒れる患者の信頼を回復するには…
2013/ 6/26
「K先生は態度が悪い」と、かつて名指しで投書したことのある患者。久しぶりの再診時、今度は「今すぐ謝ってくれなければ、先生の診察がどれだけひどいかをネット上に書く」と言ってきました。怒りが鎮まらない患者に対して、医師はどう対応すればよいでしょうか?(40代、内科勤務医K)…
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プライドの高すぎる患者への接し方
2013/ 6/ 6
難聴を訴えて受診した患者に対し、入院して精密検査を受けることを提案すると、いきなり「先生は名医と評判だから来たのに、どうしてすぐに治せないんですか!」と高圧的な態度で言われてしまいました。このようなタイプの患者に、医師はどう接すればよいのでしょうか?(30代、大学病院耳鼻科勤…
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患者を自分の大ファンにする方法
2013/ 5/27
何度かの通院治療で腰痛が軽快したある女性患者は、すっかり自分のファンになってくれたようで、口コミで患者を次々に紹介してくれます。こういう患者がもっと増えればうれしいのですが、何かいい方法はありますか?(30代、整形外科開業医K)…
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患者の「社会的スマイル」にご注意
2013/ 5/ 7
初診の患者が診察室に入ってきました。診察まで2時間半も待たせたにもかかわらず、ニコニコしています。こちらが「ずいぶんお待たせしてしまって…」と言っても、「いえいえ」と笑顔で答え、なんだか不自然です。こんなとき、患者の笑顔を真に受けてもよいのでしょうか?(50代、眼科勤務医S)…
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患者の「嘘」をどこで見抜くか
2013/ 4/26
喘息の患者に対して、たばこをやめるよう努力しているかと聞いたところ、「はい、本数は減っています」と答えはするものの、どうも“本気”が感じられません。はっきり言うと、嘘をついているようなのです。患者の嘘を見抜くうまい方法があれば教えてください。(30代、内科勤務医F)…
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患者の予期不安を解消する
2013/ 4/ 5
腰椎手術の3カ月後に受診した患者から、「おかげさまで以前よりずいぶん楽になりました。でも、手術すれば痛みはまったくなくなると思っていたので、少し期待外れでした」と言われました。「痛みが完全には取れないこともある」と術前に説明したのに、後で不満を述べる患者に対して、どう対応すれ…
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患者指導の2つのアプローチ
「フット・イン・ザ・ドア」と「ドア・イン・ザ・フェース」
2013/ 3/26
毎朝わずかの時間でいいから運動してくださいと指導しても、「低血圧で朝が弱い」「運動は苦手」などと理由を付けてやろうとしない太り気味の糖尿病患者に、ほとほと手を焼いています。患者が指導に従ってくれるうまい方法はないでしょうか?(40代、内科開業医K)…
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医師のアカウンタビリティー(説明責任)
2013/ 3/ 6
Q 太った中年男性が、昼間の眠気や集中力の低下を訴え来院しました。睡眠時無呼吸症候群を疑い、精密検査をすることにしました。病気の説明をした上で、患者に「やせる努力をしてください」と言ったのですが、病気の深刻さがなかなか伝わりません。どうすれば患者に分からせることができるでしょう…
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医師の元気を動作で示す
2013/ 2/26
Q 近ごろは、明るくて元気のある医師が、患者に人気があるそうです。しかし、ドリンク剤のCMでもあるまいし、患者に対していかにも元気よく振る舞うことには、少々抵抗があります。何か良い方法はあるでしょうか?(60代、内科開業医S)…
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医師の表情は読まれている
2013/ 2/ 6
Q 「I先生、ちょっとお疲れのよう。心配事でもあるのかしら」と患者が話していたと看護師から聞き、ドキッとしました。院内の苦情処理や学会の仕事が重なり、ストレスを感じているのは確かですが、患者にはそんな態度は見せていないつもり。なぜ分かったのでしょうか?(50代、大学病院副院長I)…
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患者の“自己肯定感”を満足させる
2013/ 1/25
Q 「先生の言葉がうれしくて、涙が出ました」とある患者が話していたと、スタッフから聞きました。しかし、その患者に対して、特に意識して感動的な話をした覚えはありません。私のどの言葉が、患者の琴線に触れたのでしょうか?(40代、脳神経外科勤務医S)…