私の視点◎シェアード・ディシジョン・メイキング時代こそ放射線治療に注目を 体幹部定位放射線治療という選択肢を知っていますか? 近年、放射線治療の高精度化が進んでいる。医療分野の数ある進歩の中で、躍進著しい機械工学やコンピュータの計算速度向上の大きな恩恵を受けている領域の1つだ。しかし、癌診療においては、治療の進歩に伴って患者が受ける恩恵が大きくなっているとは必ずしも言えない現状がある。定位放射線治療… 2021/03/11 癌
転移性腎細胞癌にニボルマブ+イピリムマブと定位放射線治療の併用は安全で有望な抗腫瘍効果を示す【ASCO GU2020】 転移性腎細胞癌に対し、ニボルマブとイピリムマブの併用療法に定位放射線治療(SBRT)を追加することで、安全性が認められ、有望な抗腫瘍効果も示されることが、フェーズ2試験のRADVAX RCC試験で明らかになった。米University of Texas Southwestern Medical CenterのHans J. Hammers氏らが、2月1… 2020/02/17 癌
mRCCに対するニボルマブ+SBRTは主要評価項目の奏効率を達成できず、DCRと生存率は良好【ASCO GU2020】 転移を有する腎細胞癌(mRCC)で治療歴がある患者の2次治療または3次治療として、ニボルマブと体幹部定位放射線治療(SBRT)の併用療法を評価した単群、多施設共同の第2相試験(NIVES)から最初の結果が示され、高い病勢コントロール率(DCR)と生存率が示されたが、主要評価項目の奏効率を達成す… 2020/02/16 癌