日本高血圧学会が後援、自治体主導の地域医療創成 「高血圧ゼロのまち」のモデルタウンを公募開始 日本高血圧学会は、2019年7月29日に都内で記者会見を行い、自治体主導の生活習慣介入などにより、降圧目標未達成者や血圧未測定者ゼロなどを目指す「高血圧ゼロのまち」のモデルタウンを公募すると発表した。… 2019/07/30 循環器
詳説◎改訂高血圧治療ガイドライン(JSH2019)《後編》 新高血圧GL、合併症を有する患者への対応は? 高齢者も合併症次第では130/80mmHg未満を目指す 5年ぶりの改訂となった「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」。前編では、降圧目標の引き下げや、130/80mmHg台を「高値血圧」と改称した狙いなどを紹介した。後編では、過降圧による有害事象が懸念される高齢者や、併存疾患を抱える患者の降圧治療における注意点などについて、前ガイドライ… 2019/06/05 循環器
詳説◎改訂高血圧治療ガイドライン(JSH2019)《前編》 厳格降圧時代の新・高血圧ガイドラインの勘所 もはや130/80mmHg台は「正常な血圧ではない」 令和時代の高血圧治療の基本となる「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」が、4月25日に刊行された。5年ぶりの改訂となった新ガイドラインの最大の特徴は、高血圧基準値を140/90mmHgに維持しつつも、大部分の患者に対して降圧目標を130/80mmHg未満へと強化したことだ。5月11~12日に福岡県久… 2019/06/04 循環器
「月額定額制オンライン診療」は医療を変えるか 最近では、音楽CDを購入したり個別にダウンロードすることなく、「月額定額制」の音楽配信サービスを利用しているという人は少なくないだろう。他にも、映画やドラマなど様々なコンテンツが見放題になる動画配信サービスや、車検や税金に煩わされずに定額で新車に乗れるカーリースも普及が進んで… 2019/06/03 循環器
降圧目標を下げ早期からの生活習慣改善を強調 5年ぶり改訂、高血圧治療ガイドラインが発表 5年ぶりの改訂となる高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)が4月25日に発売されることを受け、4月19日に日本高血圧学会が都内で記者発表会を行い、JSH2019の改訂ポイントを紹介した。 既報の通り、JSH2019では高血圧基準値を140/90mmHgに維持しつつ、合併症のない75歳未満の成人の降圧目標は130… 2019/04/20 循環器
リポート◎「高血圧治療ガイドライン2019」の骨子明らかに 高血圧の基準値は下げず早期からの積極介入強調 来春の発表に向け、我が国の「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)の編集作業が佳境を迎えている。この9月に開催された日本高血圧学会では、基準値を140/90mmHgに据え置きつつも、早期からの生活習慣改善など積極介入を強調した草案が提示された。… 2018/09/27 循環器
医師4348人に聞いた「血圧、どこまで下げますか?」 従来通り「140/90mmHg未満」派が過半数 来年の改訂に向けて編集作業が佳境を迎えている「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)での方針とは異なり、一般成人の降圧目標を「140/90mmHg未満に据え置くべき」と考える医師が過半数を占めることが、本誌調査により明らかになった。また、75歳以上の高齢患者に対しては、JSH2019案では一… 2018/11/22 循環器
学会トピック◎第41回日本高血圧学会総会 SPRINT試験で注目された血圧測定法は推奨せず SPRINT試験で注目された自動診察室血圧測定法(AOBP)の評価を行っているSPRINT-Jパイロット研究から、登録時のベースラインデータによる検討結果が公表された。平均値では、AOBPは従来の診察室血圧に比べ収縮期血圧で10mmHg、拡張期血圧で4mmHg低い値だったが、測定値の特性は従来の診察室血圧に… 2018/09/19 循環器
学会トピック◎第41回日本高血圧学会総会 新高血圧GL、日本は基準値140/90維持の方針 来年に改訂が予定されている「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)では、高血圧基準値を140/90mmHgに維持する方針が示された。一方、合併症のない75歳未満成人の降圧目標は130/80mmHg未満へと強化する。今後、パブリックコメントや関連学会の意見聴取を通して内容の最終調整を行う。JSH2019… 2018/09/18 循環器