トレンド◎米国集中治療医学会が敗血症の定義第3版(Sepsis-3)を発表 敗血症に新定義、SIRSよりも臓器障害を重視 ICU外での敗血症を把握する「qSOFA」登場 米国集中治療医学会は今年2月、敗血症と敗血症性ショックの定義を15年ぶりに改訂した。新定義は、「感染に対する宿主生体反応の調整不全で、生命を脅かす臓器障害」。これまで使用していた「重症敗血症」という用語を廃止し、臓器障害を重視する。さらに、ICU(集中治療室)以外の現場で敗血症を… 2016/04/26 感染症
「翻訳だけでいい」という批判に対し 日本独自の敗血症ガイドラインを作る意義 日本版重症敗血症診療ガイドライン作成特別委員会の西田修氏に聞く 2016年2月、米国集中治療医学会は15年ぶりとなる新たな敗血症の定義、「敗血症および敗血症性ショックの国際コンセンサス定義第3版(Sepsis-3)」を発表した。現在、2016年中の発行を目指して日本集中治療医学会と日本救急医学会が共同で作成している「日本版重症敗血症診療ガイドライン2016」も… 2016/04/26 感染症
ベッドサイドで敗血症を見抜こう!(1) CRPで敗血症を判断していませんか? 敗血症患者を救命するために必要なのはできるだけ早期の適切な治療であり、つまりはできるだけ早くその患者が敗血症であることを認識することです。それだけ敗血症という疾患は時間を争います。そして、敗血症を早期に認識するために、医師だけでなく看護師でもできるベッドサイドでの簡単な診断… 2016/03/15 感染症