外務省が海外安全のスポット情報 米フロリダ州のジカ熱発生で妊婦らに注意喚起 米フロリダ州でジカウイルス感染症(ジカ熱)の米国内発生例が確認されたことを受けて、外務省は8月2日、海外安全情報(スポット情報)を発表した。その中で、ジカウイルスに感染すると胎児に小頭症などの先天性障害を来すことがあるとし、妊娠中または妊娠予定の女性に対して、フロリダ州への渡… 2016/08/04 感染症
NEJM誌から コロンビアで無症候性感染妊婦から4人の小頭症 妊娠第3期の感染者では胎児の先天異常なし コロンビアではInstituto Nacional de Salud が、2015年8月からジカウイルス感染症(ZVD)に関するサーベイランスシステムを始動した。同研究所のOscar Pacheco氏らは、これまでに得られたデータを分析し、同国でのZVDの疫学的特徴を調べた。また、先天異常サーベイランスも進行中で、これまでに… 2016/07/11 感染症
NEJM誌から 小頭症胎児の剖検で脳からジカウイルスを検出 ブラジルで感染し中絶後の胎児を調べたスロベニアの症例報告 スロベニアLjubljana大学のJernej Mlakar氏らは、ジカウイルスに感染した妊婦が中絶を希望したため、胎児の剖検を行い脳組織にジカウイルスを確認、垂直感染が生じることを症例報告した。小頭症の胎児の羊水からジカウイルスが検出されたことは既に報告されているが、著者らはRT-PCRと電子顕微鏡… 2016/02/24 感染症
リポート◎ジカウイルス感染症対策 「デング症状があればジカも鑑別」を基本に WHOが2月1日、ジカ熱との関連が強く疑われる小頭症やギラン・バレー症候群の集団発生について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と宣言。我が国でも感染症法に指定されるなど対策が動き出した。輸入感染例の発生リスクが高まる中、専門家は「デング熱を疑う臨床症状があればジカ熱も鑑… 2016/02/12 感染症
政府、ジカ熱を感染症法の4類に指定 「ジカウイルス病」と「先天性ジカウイルス感染症」に類型 政府は2月5日の閣議でジカ熱(ジカウイルス感染症)を感染症法の4類に指定することを決定した。15日の施行となる。ジカウイルス病と先天性ジカウイルス感染症の2つに病型が分類され、関連性が強く疑われている小頭症については後者として対応する。… 2016/02/05 感染症
WHOがジカ熱で緊急事態宣言を発表 「小頭症やギラン・バレー症候群との関連は強く疑われる」と言及 WHOは日本時間の2月2日未明、中南米を中心に急拡大しているジカ熱(ジカウイルス感染症)について、感染地域がほかにも広がる恐れがあるとして「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)を宣言。各国に対して流行拡大を防ぐための対策を徹底するよう勧告した。… 2016/02/02 感染症
社会問題化しつつあるジカ熱 小頭症やギランバレー症候群、さらに人口に与える衝撃も ブラジルをはじめとする中南米を中心に感染が広がっているジカ熱の勢いが止まらない。そこには、これから数十年にわたって社会福祉や労働力人口まで含めた長期社会問題として尾を引きそうな萌芽が見られている。日本も対岸の火事ではいられない。… 2016/01/24 感染症
ジカ熱感染による先天性異常、ブラジルで例年の20倍に急増 ジカ熱。デング熱やチクングニヤ熱と同じく、ネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する蚊媒介感染症である。原因であるジカウイルスに感染した妊婦からは、これまでにない多数の小頭症の子どもが生まれている。ブラジル政府の発表を受け、WHO地域事務局(PAHO)もアラートを出す騒動になっている… 2015/12/03 小児科
ブラジルの小頭症、疑い例含め患児数が1200人超に、7人死亡 ブラジル保健省は11月30日、同国東北部で急増している小頭症の患児は、疑い例を含め1248人となり、うち7人の死亡が確認されたと発表した。 2015/12/01 小児科
ブラジルで小頭症の新生児が急増、検体からジカウイルス検出 ブラジル保健省は11月28日、同国東北部で急増している小頭症の新生児の検体から、ジカウイルスが検出されたと発表した。小頭症の急増は妊婦が妊娠中にジカウイルスに感染したことが原因とみており、このウイルスを媒介するヤブ蚊の駆除に乗り出すなど対策に追われている。… 2015/11/30 感染症