Lancet誌から デュピルマブは重度の慢性鼻副鼻腔炎を改善 ステロイド全身投与や手術後も症状が再発する患者のフェーズ3試験 ベルギーGhent大学のClaus Bachert氏らは、鼻茸を伴う重度の慢性鼻副鼻腔炎を繰り返す患者に、標準治療とともにデュピルマブまたはプラセボを投与するフェーズ3試験LIBERTY NP SINUS-24とLIBERTY NP SINUS-52を行い、デュピルマブには症状軽減効果があり有害事象も少なかったと報告した。結果はLa… 2019/10/11 呼吸器
2018年4月にアトピー性皮膚炎に対する初めての抗体医薬として登場 デュピルマブが気管支喘息に適応拡大 サノフィは2019年3月26日、2018年4月にアトピー性皮膚炎に対する初めての抗体医薬として登場したデュピクセント(一般名デュピルマブ)について、気管支喘息に対する効能・効果追加の承認を取得したと発表した。… 2019/04/02 アレルギー・免疫
NEJM誌から デュピルマブはコントロール不良の喘息に有望 標準治療に追加するプラセボ対照のフェーズ3試験 米国Washington大学St. Louis校のMario Castro氏らは、標準治療を実施してもコントロール不良の12歳以上の喘息患者を対象に、デュピルマブまたはプラセボを追加する二重盲検のランダム化対照試験を行い、デュピルマブが年間重症増悪率を低下させ、肺機能を向上させていたと報告した。詳細は、NEJM… 2018/06/13 呼吸器
NEJM誌から 成人のアトピー性皮膚炎にデュピルマブが有効 北米、欧州、日本で行ったフェーズ3試験で重症度を改善 米国Oregon Health and Science UniversityのE. L. Simpson氏らは、局所治療薬ではコントロールできない中等度から重度のアトピー性皮膚炎に対して、インターロイキン-4(IL-4)受容体αのモノクローナル抗体デュピルマブを毎週または隔週皮下投与した場合とプラセボ投与を比較するフェーズ3試験S… 2016/11/01 皮膚科
Lancet誌から 難治性の喘息患者にデュピルマブが有望 吸入ステロイドとβ刺激薬に追加するフェーズ2試験 米国Pittsburgh大学のSally Wenzel氏らは、中~高用量の吸入コルチコステロイドと長時間作用性β刺激薬を使ってもコントロール不良の持続性喘息の成人患者を対象に、デュピルマブを追加した場合の有効性と安全性をプラセボと比較した二重盲検の無作為化フェーズ2b試験を行った。ベースラインの好… 2016/05/24 呼吸器
JAMA誌から 難治性の副鼻腔炎患者にデュピルマブが有効 4カ国が参加したRCTで症状を軽減 慢性副鼻腔炎で鼻茸を有する患者にデュピルマブを投与すると、症状を軽減しQOLを向上させることを示すデータが得られた。これはベルギーGhent大学病院のClaus Bachert氏らが実施したプラセボ対象の二重盲検のRCTで、4カ国13施設が参加したもの。結果はJAMA誌2016年2月2日号に掲載された。… 2016/02/19 アレルギー・免疫
Lancet誌から 成人アトピーに抗体医薬デュピルマブが有望 日本も参加した多施設フェーズ2b試験で、皮膚症状や痒み、QOLの有意な改善が確認 中等症から重症のアトピー性皮膚炎患者を対象とした、抗体医薬デュピルマブ(dupilumab)のフェーズ2b試験で、有望な結果が報告された。デュピルマブは、2型ヘルパーT細胞(Th2)仲介性の炎症に関与する、インターロイキン-4(IL-4)とIL-13の両方を阻害する完全ヒトモノクローナル抗体製剤。… 2015/10/27 皮膚科