欧州で5例の確定例 国内イベント参加者が髄膜炎菌感染症を発症 国立感染症研究所が詳細なレポートを発表 国立感染症研究所は8月25日、山口県で8月8日まで開催されたボーイスカウトの世界大会の参加者らが髄膜炎菌感染症を発症した経緯を発表した。厚生労働省は各都道府県へ情報提供を行い、大会参加者で体調変化を認める際は医療機関を受診するよう要請している。… 2015/08/28 感染症
特集◎迫り来る新・再興感染症≪Vol.3≫髄膜炎菌感染症 重症例は2日で死亡、四肢切断の後遺症も 国内でも患者が散発、発熱を伴う紫斑では鑑別に 「様々な診療科が協力して可能な限りの治療を施したが、当初は抗菌薬が効いている手応えがなく、救命は難しいのではと考えた」。こう話すのは、髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)感染症による電撃性紫斑病(症例1)を、最近経験した湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)総合内科の十倉満氏。… 2014/08/12 感染症