学会リポート◎日本泌尿器科学会2018・前立腺癌 治療の個別化が加速する転移性前立腺癌 転移部位や腫瘍量で治療方針を変える方向に 転移性前立腺癌の治療に関しては、ホルモン療法から化学療法への切り替え、予後改善につながる治療シークエンスなど、議論が尽きない。また画像診断技術の進歩で、かつては転移がないと見られた病変でも微小な癌が存在することが明らかになるケースも増え、治療戦略の見直しが求められている。4月… 2018/05/14 癌
日本人前立腺癌に対するデガレリクスを用いたCAB療法は早期からPSA値を減少させ排尿障害を改善【癌治療学会2013】 日本人の前立腺癌患者に対するGn-RHアンタゴニストであるデガレリクスとビカルタミドを用いたCAB療法は、治療開始2週後からテストステロンやPSAを低下させ、前立腺容積の縮小や排尿機能の改善が認められることが示された。10月24日から26日まで京都市で開催された第51回日本癌治療学会学術集会で… 2013/10/29 癌