【新薬】ミロガバリン(タリージェ) 末梢性神経障害性疼痛を緩和する第3のα2δリガンド 2019年2月26日、末梢性神経障害性疼痛治療薬ミロガバリンベシル酸塩(商品名タリージェ錠2.5mg、同錠5mg、同錠10mg、同錠15mg)が薬価収載された。本薬は1月8日に製造販売が承認されていた。用法用量は「成人、初期用量1回5mgを1日2回、その後1回量5mgずつ1週間以上の間隔で漸増し、1回15mgを1日2… 2019/03/08 精神・神経
第2回 79歳男性、30年近く続く末梢神経顔面麻痺 疼痛治療薬が効果なし…メンタルと思いきや 連載第2回からは慢性痛の診療について、症例をベースに解説していく。今回はまず、痛みセンターで出会った「考えさせられる症例」をお示ししたい。日ごろ、痛みセンターで行っている診療内容も紹介したいので、経緯を詳細に記載する。このような患者がもし目の前に現れたら、皆さんはどのように対… 2018/07/20 精神・神経
【新薬】プレガバリン(リリカOD錠) 高齢者でも飲みやすくなった疼痛治療薬 2017年6月8日、疼痛治療薬プレガバリンの口腔内崩壊製剤(商品名リリカOD錠25mg、同OD錠75mg、同OD錠150mg)が発売された。適応は「神経障害性疼痛、線維筋痛症に伴う疼痛」。成人に対し初期用量1日150mgを2回に分けて投与し、その後1週間以上かけて1日用量300mgまで漸増する。… 2017/07/07 医薬品
特集◎痛みに先手を打て《2》運動器痛・帯状疱疹痛 運動器痛は神経障害性疼痛の有無を見極める 運動器疼痛では、神経障害性疼痛や心因性疼痛の合併に適切に対処することが患者満足度を高める。帯状疱疹関連痛では、急性期の段階から積極的に鎮痛薬を使うことで神経障害性疼痛を抑制できる。 2015/02/10 骨・関節・筋
特集◎痛みに先手を打て《1》プロローグ 痛みは脳や体に記憶される 痛みは身体だけでなく、精神面や社会生活にも大きな影響を及ぼし、生命予後をも悪化させる。近年、「痛み記憶」という概念が提唱され、記憶の段階に至らせないことが重要だと分かってきた。痛みが出始めたら、軽視することなく、少しでも早い時期から痛みを軽減させる対応が求められている。… 2015/02/09 精神・神経
本誌連動◇死なせる医療 Vol.3 【癌患者】緩和ケアが普及、看取りのパスも登場 国の後押しなどを受け、より良い看取りを目指す ある程度予後を予測でき、終末期に在宅に戻ることも可能になってきた癌。国の後押しもあり、終末期に手厚い緩和ケアを提供する体制も整ってきた。看取りの質の向上を図るためのパスも開発され、導入を試みる医療機関も増えている。… 2011/12/22 ターミナルケア
本誌連動◇悩ましい慢性痛を封じる Vol.4 針刺しが慢性痛の原因に 血管穿刺は要注意 注射針で神経を損傷したことがきっかけで、難治の神経障害性疼痛や複合性局所疼痛症候群(CRPS)が発症することがある。 2010/08/17 精神・神経