血清で約17分で測定可能、既存のマーカーより高い診断能 新しい肝線維化マーカーの測定が保険適用 シスメックスは1月5日、同社の検査用試薬を使った肝線維化マーカーの測定が1月1日付けで保険適用されたと発表した。血清をサンプルとし、約17分で結果を得られる。慢性肝炎または肝硬変の患者(疑い患者を含む)に対して肝臓の線維化進展の診断補助を目的に測定した場合、200点を算定できる。… 2015/01/08 検査
5月発売のテノホビルがPEG-IFN不適応例などで第一選択薬に 日本肝臓学会がB型肝炎治療ガイドラインを公開 日本肝臓学会は6月10日、「B型肝炎治療ガイドライン」(第2版)を公開した。今年5月に発売されたテノホビル(商品名テノゼット)に関する記載が追加され、核酸アナログ製剤が第一選択となる場合にはエンテカビル(バラクルード)と並んで第一選択薬に位置付けられた。ガイドラインは日本肝臓学会… 2014/06/11 消化器
JAMA誌から ソフォスブビルはジェノタイプ1のC型肝炎にも有効 リバビリンを併用した単一施設によるフェーズ2試験の結果 C型肝炎ウイルス(HCV)に対する直接作用型抗ウイルス薬であるソフォスブビルにリバビリンを併用し、治療に対する反応が好ましくないと予想された患者を含む集団に適用した結果、48~68%の患者が24週までの持続的ウイルス陰性化(SVR)を達成した。米国立衛生研究所(NIH)のAnuoluwapo Osinusi… 2013/09/10 消化器
非侵襲的肝硬度測定で慢性肝炎の発癌リスクを評価できる可能性【肝癌研究会2010】 非侵襲的に肝臓の硬化度を測定することで、慢性肝疾患の発癌リスクを評価できる可能性が示された。山梨大病院消化器内科の辰巳明久氏らの研究結果で、7月7日から大阪市で開催されている第46回日本肝癌研究会で発表した。… 2010/07/09 癌