インタビュー◎必要不可欠な抗菌薬が次々と不足する日本 セファゾリン供給不足に見る臨床現場の温度差 感染症コンサルタントの青木眞氏に聞く 2019年1月頃から始まった、セファゾリンの供給不足。秋頃には供給再開が見込まれているが、医療現場の混乱はいまだに続いている。さらに拍車をかけるように、9月頃からタゾバクタム・ピペラシリンの供給に支障が出ることが明らかとなった。最近の抗菌薬供給不足の問題について、感染症コンサルタ… 2019/08/14 感染症
特集●PK-PD理論に基づく抗菌薬使用 Vol.2 臨床現場でPK-PD理論をどう活用すればいいのか 愛知医科大学大学院医学研究科感染制御学 教授 三鴨廣繁/助教 山岸由佳 抗菌薬のPK-PD理論を活用すべき臨床状況を考える際には、(1)個人防衛的側面、(2)集団的防衛側面、(3)社会的防衛側面―の大きく3つの側面を考慮する必要がある。個人的防衛側面とは、有効性を高め、副作用を少なくするないしは防止するという側面であり、具体的な状況としては、重症感染症、… 2010/05/24 感染症