NEJM誌から RAS変異陽性転移性大腸癌にパニツムマブの利益なし 多施設RCT「PRIME」の解析結果 KRAS遺伝子のエクソン2に変異を有する転移性大腸癌患者は、パニツムマブのような抗上皮成長因子受容体(EGFR)療法に反応しないことが知られている。それ以外のRAS遺伝子に変異があっても、やはりパニツムマブ追加による生存利益は期待できないことが、多施設ランダム化比較試験(RCT)の解析結果… 2013/09/30 癌
BMJ誌から 時々大量飲酒する男性の冠イベントリスクは高い 定期的に適度な飲酒をする男性の約2倍 飲酒パターンが違えば、虚血性心疾患のリスクも違ってくるのではないか。そう考えた仏Toulouse大学のJean-Bernard Ruidavets氏らが前向きコホート研究のデータを分析した結果、時々大量飲酒する男性の冠イベントリスクは、定期的に適度な飲酒を続ける人々の約2倍であることが明らかになった。非飲… 2010/12/15 循環器
パニツムマブとFOLFOXの併用でKRAS野生型転移性結腸・直腸癌患者の無増悪生存期間が延長 KRAS遺伝子に変異がない野生型の転移性結腸・直腸癌(mCRC)の患者に対して、完全ヒトモノクローナル抗体パニツムマブをFOLFOXと併用投与すると、FOLFOXを単独で投与した場合に比べて無増悪生存期間(PFS)が有意に延長することが分かった。mCRC患者のKRAS遺伝子変異の有無に焦点を当てた初めての… 2009/09/25 癌