NEJM誌から ロタウイルスによる死亡率の高いインドでは自然感染後の免疫誘導が起こりにくい 流行ウイルスの多様性がワクチンの有効性を低く抑えている可能性 ロタウイルス感染による死亡率が高いインドでは、多様な遺伝子型のウイルスが流行し、自然感染後の免疫誘導が起こりにくくなっていることが、インドWellcome Trust Research LaboratoryのBeryl P. Gladstone氏らの研究で明らかになった。論文は、NEJM誌2011年7月28日号に掲載された。… 2011/08/08 消化器
特集●B型肝炎の常識が変わる Vol.2 欧米型HBV、侮れない慢性化のリスク 指針なき今、抗ウイルス薬投与の見極めはウイルス量の変化で 国内で増えている欧米型のB型肝炎は、従来の国内型と比べ、どのような特徴があるのか。また、慢性化を防ぐための治療介入に一定の指針がない中、現時点でどう対応すればよいのだろうか。 2009/09/29 感染症
特集●B型肝炎の常識が変わる 性感染による“欧米型”B型肝炎が急増中 母子感染は激減したが… 1986年に母子感染防止事業が始まって以降、激減したB型肝炎患者。だが最近、成人でのB型急性肝炎が増加している。背景には、従来国内で主流だったタイプとは異なる欧米由来のB型肝炎ウイルスが広がっていることがある。従来のウイルスとは臨床像が異なり、慢性化しやすいのが特徴だ。… 2009/09/28 感染症