オーストラリアからの挑戦状(8)解答編 日本での診療に不安を感じる患者が訪れた 前回の「オーストラリアGPからの挑戦状(8)」の解答編を始めます。まずは設問から振り返ってみましょう。 2016/07/08 代謝・内分泌
オーストラリアからの挑戦状(8) 新プロジェクト志願も健診で黄色信号、主治医の判断は? 今回が最後の挑戦状となります。ちょっと変化球かもしれませんが、英語圏のGP(general practitioner)になったつもりで考えてみてください。 2016/07/04 代謝・内分泌
バッドニュースを患者にどう伝えるか 末期癌患者とのかかわりでGPは何ができる? 今回は、私がGPとしてかかわった、ある癌患者とその家族の話をしましょう。このケースは私にとって、癌が再発したことを患者に告知しなければならなかった、難しいケースでした。もし、皆さんが私の立場だったらどう対応するか、考えていただければ幸いです。… 2013/08/28 医師・患者関係
女性医師、母、オンナとして… 自分の人生に結婚はあり得ない。私はてっきり、そう思っていました。今の旦那さんと知り合ったのは、私が34歳の時。内科医として日本で10年間働いた後、骨代謝の研究のためオーストラリアのシドニーに渡り、それが一段落して日本に帰る間際、彼と出会ったのです。当時、私は大学院の博士課程にい… 2013/03/18 医師のキャリア
医療通訳は税金の無駄遣い? 「Dr. ハヤシ、次の患者さんは英語を話さないので、息子さんが通訳のため同伴してくれます」と、受付係が笑顔で私に言いました。「新患者」と書かれた患者ファイルには、白紙のカルテがペラッと1枚差し込んであるだけでした。すぐにドアをノックする音がして、黒人の男性2人が部屋に案内されてき… 2012/12/13 プライマリケア
“You should come!”と言わなきゃ、他科の医師は来ない 日本人ほど英語にコンプレックスを持っている民族は少ないのではないかと思います。教材は星の数ほどあふれているのに、どうして話せないんだろう…。私もそんなふうに思っていたうちの1人でした。オーストラリアに住んで15年たった今でも英語は苦手です。ただ、最近になってその理由がだんだんと… 2012/11/13 救急医療・集中治療
「ビビッときた」から、GPを目指しました この連載では、私の拙い“つぶやき”が読者の皆様の心に少しでも残ってくれることを祈りながら、よしなしごとを綴っていきたいと思います。もし、何か私に聞きたいことがある読者の方がいらっしゃれば、コメント欄を通じて、いつでも質問を送ってください。… 2012/08/21 プライマリケア
ルーチン検査・手術は18カ月待ち! イギリス医療を支えるナショナル・ヘルス・サービス(NHS) イギリスの医療制度が日本のそれと似ている点は、「国民皆保険」を前提としているところです。定職を得て給与をもらっている人については、そこから「保険料」に相当する税金が天引きされる仕組みになっています。これはnational insurance contributions(筆者訳:国民健康保険負担金)と呼ばれ… 2011/08/22 海外
医師国試がないイギリスの、タフな卒業試験 イギリスには医師国家試験は存在しません。イギリス国内の医学校の卒業試験に合格すると自動的に仮の医師免許が与えられ、卒業後1年間の研修を終えると本免許がもらえるのです。 2011/06/14 医師のキャリア