Lancet誌から 性器ヘルペスの治療中も短期的なウイルス排出が発生 治療中のパートナーへの感染の原因か 性器ヘルペス感染症の原因の1つである単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)の感染者では、抗ウイルス薬を高用量投与している期間中も、性器からの短時間のウイルス排出が少なからず発生していることが、米Washington大学のChristine Johnston氏らが行った無作為化クロスオーバー試験で明らかになった… 2012/01/18 感染症
NEJM誌から 新生児ヘルペスへのアシクロビル静注後、6カ月の経口投与で神経発達が改善 皮膚病変の再発も減少、二重盲検無作為化試験の結果 新生児単純ヘルペスウイルス(HSV)感染後は、神経学的障害と皮膚病変の再発が高頻度に発生する。米Alabama大学Birmingham校のDavid W. Kimberlin氏らは当初のアシクロビル静注が完了した後にアシクロビルを経口投与する抑制療法を6カ月間行うと、皮膚病変の再発が減り、中枢神経型の患者では生後… 2011/10/24 小児科
JAMA誌から 妊娠初期の抗ヘルペス薬は出生異常リスクを高めない 単純ヘルペス(herpes simplex)ウイルス、帯状疱疹(herpes zoster)ウイルスの感染に対する治療には、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗ウイルス薬が用いられる。これらの薬剤を妊娠初期の女性が使用しても、児の出生異常リスクは上昇しないことが、デンマーク血清学研究… 2010/09/13 産婦人科
日経メディカル2009年6月号「トレンドビュー」(転載) めまいの原因はウイルス? 抗ウイルス薬の奏効例あるが証拠は不十分 メニエール病は、内リンパ水腫によりめまいや耳鳴り、難聴を来す病態だが、その原因は不明だ。前庭神経節でのヘルペスウイルスの再活性化が原因との説が浮上し、抗ウイルス薬投与を試みる医師もいる。… 2009/06/26 耳鼻咽喉科