Gastroenterology誌から PPIを常用するとIBDを発症しやすい? 64万人以上を対象とした大規模コホート統合解析 米国と英国の大規模コホートの統合解析で、プロトンポンプ阻害薬(PPI)の長期使用により、炎症性腸疾患(IBD)やそのサブタイプであるクローン病(CD)、潰瘍性大腸炎(UC)を発症するリスクが高まると報告された。結果はGastroenterology誌12月号に掲載された。 PPIは現在最も広く使用されてい… 2021/12/17 消化器
JAMA誌から IBDへのTNFα阻害薬投与で癌リスク上昇せず デンマークにおける大規模な長期追跡の結果 TNFα阻害薬は炎症性腸疾患(IBD)に高い有効性を示す治療薬だが、癌リスク上昇が懸念されていた。デンマークで行われた大規模で長期にわたる追跡の結果、TNFα阻害薬使用者に癌リスクの上昇は見られないことが示された。デンマークStatens Serum InstitutのNynne Nyboe Andersen氏らが、JAMA誌20… 2014/07/04 消化器
日経メディカル2012年4月号「特集 日本の医療は私が変える」転載 Vol.7 腸管免疫の謎を解き、炎症性腸疾患を根治に導きたい 阪大大学院医学系研究科 教授(免疫制御学) 竹田 潔氏(45歳) 阪大の審良静男教授とともに、自然免疫系の異物認識機構を解明。独立後は腸管での免疫異常を追究し、炎症性腸疾患(IBD)や難治感染症の病態解明、治療法開発を目指す。 2012/05/01 消化器
スタチンはIBD患者の大腸癌リスクも減らす可能性 大腸癌患者を対象に、炎症性腸疾患(IBD)の有無と、スタチンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)服用との関連をみたところ、スタチンの使用はIBD患者においても、大腸癌リスクを下げる傾向が示された。米シカゴで5月30日から6月4日まで開催されている米国消化器学会(第40回米国消化器病週間DDW2… 2009/06/05 消化器