【2型糖尿病治療に関する調査2013/14】リポートNo.2 GLP-1治療の非継続例にも、早くインスリン導入を図るべき症例が「あった」 GLP-1による治療が継続できなくなった2型糖尿病患者の中に、できるだけ早くインスリン導入を図るべきだったと考えられる症例はあったかと尋ねたところ、26.7%の医師が「あった」と回答した(n=786)。循環器内科(n=199)では22.1%にとどまったが、糖尿病・内分泌代謝内科(n=140)では55.7… 2013/07/19 循環器
【2型糖尿病治療に関する調査2013/14】リポートNo.1 DPP-4治療の非継続例に、「早くインスリン導入を図るべき症例があった」は35% DPP-4治療が継続できなくなった2型糖尿病患者の中に、できるだけ早くインスリン導入を図るべきだったと考えられる症例はあったかと尋ねたところ、34.9%の医師が「あった」と回答した(n=786)。循環器内科(n=199)では30.2%にとどまったが、糖尿病・内分泌代謝内科(n=140)では55.7%に跳… 2013/07/17 循環器
インスリン導入を阻む4つの誤解 インスリン早期導入の障壁となるのは、ほとんどの患者さんが持っているインスリンに対する誤解である。私はこれを「4つの誤解」と呼び、いつも研修医や看護師に説明している。これらの誤解を解くことさえできれば、インスリン導入に成功したも同然と言える。… 2011/09/30 代謝・内分泌
グラルギンとグルリジンによる積極的治療でもコントロール不良の難治性患者の存在が明らかに――All to Target 試験より インスリン導入にあたり、より有効かつ安全なレジメンを検討したAll to Target試験では、混合型インスリン製剤の1日2回投与に対して、インスリングラルギン(以下、グラルギン)をBasalとして超速効型のインスリングルリジン(以下、グルリジン)を1日1回まで追加投与するレジメンの非劣性が明ら… 2011/07/11 代謝・内分泌
グラルギンとグルリジンによる段階的療法は安全かつ良好な血糖管理が得られる 多くの2型糖尿病患者は、経口血糖降下薬による血糖コントロールができずにインスリン治療が必要となる。しかし、どのようなレジメンでインスリン導入を開始するのかのコンセンサスは得られていない。Dallas Diabetes and Endocrine Center のJulio Rosenstock氏(写真)らは、BasalインスリンにBo… 2011/06/28 代謝・内分泌
2型糖尿病患者におけるPK/PDは基礎インスリン3製剤で異なる 2型糖尿病患者に対するインスリン導入に際しては、基礎インスリン製剤が推奨されているが、現在用いられている3製剤は異なるPK/PDを有することが、イタリア・ペルージャ大学のFrancesca Porcellati氏らが行った「PK-PD Study」によって明らかになった。同氏によれば、これまでに基礎インスリン3製… 2010/06/28 代謝・内分泌
BOTの有効性は、導入前HbA1c値と罹病期間から予測できる 持効型インスリンアナログ製剤の登場により、BOTが糖尿病治療の選択肢に加わった。しかし、どのような症例がBOTのよい適応となり、どの程度の有効性が期待できるのかについては、明らかになっていないことも多い。天理よろづ相談所病院内分泌内科の藤田直尚氏(写真)らは、持効性インスリンアナ… 2010/05/29 代謝・内分泌
地域によって、インスリン導入直後の2型糖尿病患者の血糖コントロールは異なる:CREDIT試験から インスリン導入から間もない2型糖尿病患者では、血糖コントロールに難渋することが多いが、その理由は定かでない。英国・ニューキャッスル大学のP. Home氏は、新たに開始された大規模国際研究・CREDIT試験の登録患者の基礎データを整理する中で、血糖コントロール不良と相関する背景因子を模索。… 2009/10/23 代謝・内分泌
“Real world”におけるインスリン導入の遅れが浮き彫りに CREDIT研究は、インスリン導入から1年以内の2型糖尿病患者における血糖コントロールと心血管リスクの関係を検討するため進行中の多施設共同国際研究である。その登録患者背景をまとめた英国バーミンガム大学のNick Freemantle氏(写真)らは6月6日、登録時にすでに患者の多くが合併症を抱えている… 2009/06/08 代謝・内分泌
インスリングラルギンは中間型インスリンより食後のβ細胞ストレス改善効果が高い 毎日の食事の後は、2型糖尿病患者の疲弊した膵β細胞にとって最も負担の大きい時間帯だ。一方、早期からのインスリン導入は、低用量でもβ細胞ストレスを改善する可能性が近年報告されている1,2)。ドイツ・Mainz大学のCloth Hohberg氏(写真)らは、ビグアナイド(BG)薬に加えて中間型インスリン… 2009/06/07 代謝・内分泌
BOTでは、導入時の経口薬数の少ない方がHbA1c低下度が大きい 早期のインスリン導入の必要性を示唆 「血糖コントロール不良例に対して漫然と経口血糖降下薬の種類を増やすよりも、早期のインスリン導入を行った方が良好な血糖コントールが得られる」。BOT(Basal supported Oral Therapy)を導入した2型糖尿病患者の血糖コントロール状況と、導入時に使用していた経口血糖降下薬数との関連を検討し… 2009/05/25 代謝・内分泌