新型コロナ無料検査、開始1週間で気付いたこと 今回もワクチン・検査パッケージ定着促進等事業の新型コロナウイルス無料検査に関連して話題にしたいと思います。先週、私の薬局が無料検査実施事業者として登録したことをお伝えしましたが、さらに1週間を経て、刻一刻と状況が動いています。また検査業務を行う中で、気付いたことが幾つもありまし… 2022/01/18 薬剤師
NEWS◎日本財団が新型コロナPCR検査センターを2月から運用開始 自動PCR検査ロボットを活用した検査センターが稼働へ 都内の介護施設職員を対象に週1回の無料PCR検査を実施 日本財団は2021年2月から、東京都内の介護施設などの職員を対象に、新型コロナウイルスのPCR検査を定期的に実施する検査センターの運用を開始する。川崎重工業(東京都港区)が開発した自動PCR検査ロボットを活用し、4月時点で1日当たり1万4000件の唾液PCR検査の実施を目指す。日本財団が1月19日… 2021/01/25 感染症
PCR検査“陰性証明ビジネス”に価格破壊 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してもうすぐ1年。当初と比べると、PCR検査のハードルがかなり下がってきた印象です。初めに言っておきますが、無症状の人に「商売」として広くPCR検査を行うことには個人的に大反対です。公衆衛生学的にはあまり意味がないからです(この話は議論の余… 2020/12/14 感染症
NEWS◎新型コロナウイルス感染症の新たな検査指針が公開 鼻腔ぬぐい液でのPCR・抗原検査が可能に、どう使い分ける? 厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部は2020年10月2日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針(第1版)」を公開し、鼻腔ぬぐい液を用いたPCR検査および抗原検査を可能とする方針を示した。鼻腔から2cmほどの位置で採取する鼻腔ぬぐい液は、患者自身が検体を採取… 2020/10/13 感染症
慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章氏に聞く 新型コロナによって変わる医療のデータ活用 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、医療とデータとの関係はどのように変わっていくのか。データサイエンスや医療政策を専門とし、新型コロナウイルス感染症対策では厚生労働省とLINEと連携して全国調査を実施した慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授の宮田裕章氏に話… 2020/08/24 医療情報
NEWS◎無症状者への新型コロナウイルス検査が拡大 無症状者の唾液PCR検査・抗原定量検査が可能に 抗原定性検査は引き続き有症状者のみが対象 厚生労働省は2020年7月17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断に用いるPCR検査および抗原定量検査について、唾液検体を用いた検査の対象を無症状者(空港検疫の対象者、濃厚接触者など)にも拡大する方針を示した。これまで唾液PCR検査と唾液抗原定量検査は、発症9日以内の有症状者が… 2020/07/17 感染症
NEWS◎新型コロナウイルスの唾液PCR検査、厚労省が通知発出 唾液PCR検査が可能に、有症状者を対象 厚生労働省は6月2日、新型コロナウイルスの感染を調べるために、唾液を検体としてPCR検査を行うことを可能とする通知を発出。発熱などの症状発症から9日以内の有症状者を対象とした唾液PCR検査を承認・保険適用した。無症状者は唾液PCR検査の対象とならない。また同日、国立感染症研究所は医療従… 2020/06/03 感染症
NEWS◎3学会が各検査法の特徴と使い分けの指針を公開 PCR・抗原・抗体検査をどう使い分ける? 日本臨床微生物学会、日本感染症学会、日本環境感染学会の3学会は5月25日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するPCR検査、抗原検査、抗体検査の特徴と使い分けに関する指針「新型コロナウイルス感染症に対する検査の考え方」を公開した。… 2020/05/28 感染症
「免疫パスポート」という甘美なゴールを目指して 先週末、ランニング中に大学時代の友人とばったり会いました。十分な距離を取りながら、在宅勤務の苦労話などを語り合っているうちに「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の抗体検査ってどうなの?」と尋ねられました。聞けば、「自分が他人にウイルスをうつさない」という確証が欲しいという… 2020/05/22 感染症
緊急寄稿◎現場を混乱させる学会のガイドライン 院内感染は責められるべきではない 無症状の人にPCR検査をすべきではない理由 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大する中、医療機関はパニックが続いている。無理もない。感染者が出てしまうと、病院の診療が停止してしまう状況に陥るからだ。 特に高度医療を担う大病院で感染者が出ると大問題だ。緊急で手術や処置が必要な急性腹症、心筋梗塞、脳卒中などの… 2020/04/17 医療提供体制
緊急寄稿◎岩手県は本当に新型コロナウイルス感染者ゼロなのか… 緊張続く診療所の現場、顔にラップ巻き診察も 増える「コロナ疎開」、感染例の出現も時間の問題か 岩手県は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告例が全国でまだ唯一ない県です。しかしながら、かかりつけ医機能を担う医療現場、一介の耳鼻咽喉科開業医である私にとりましても、切実な問題に直面しております。 一般の方々には意外と思われるかもしれませんが、耳鼻咽喉科はCOVID-19拡… 2020/04/12 感染症
新型インフルエンザにタミフルの早期投与は有効か? 坪倉正治(帝京大ちば総合医療センター血液内科) 「日本では、患者の病院へのアクセスが早く、抗インフルエンザ薬が早期に投与されたので、新型インフルエンザによる死亡率が低かった」。これは琉球大学感染病態制御学講座の健山正男准教授が、第84回日本感染症学会総会で発表された内容です。… 2010/06/14 感染症
国の新型インフルエンザ対策は適切だった? 新型インフルエンザの“第一波”は一山越えつつあるようですが、まだまだ予断は許されない状況です。これまで、検疫、医療機関での診療、ワクチンの接種などに関する対策が次々と打ち出され、中には内外から、「非現実的」「政治家のパフォーマンス」といった批判を受けたものもありました。今回… 2010/02/02 行政・制度
抗インフルエンザ薬の考え方 森澤雄司(自治医大附属病院感染制御部長) 現場における混乱を防ぐため、自治医科大学附属病院としては、新型インフルエンザの診療にあたる医師に向けて、以下のような文書を配布して対応するようにお願いしている。御参考になれば幸いである。… 2009/10/09 感染症
理想と現実の狭間で困っていること 簡単に「発熱外来」と言うけれど… 長尾和宏(長尾クリニック院長) 5月の兵庫・大阪の新型インフルエンザ騒動の時、当クリニックでは入口横にテントを張り、「風邪外来」と称して風邪症状の患者さんをすべて屋外で診療しました。8月以降の第2波を迎え、手挙げをした開業医において「時間的ないし空間的に動線を分離して」インフルエンザ診療を行うことになっていま… 2009/09/09 感染症
兵庫・大阪の新型インフルエンザ騒動から何を学ぶか―PCR検査をめぐる迷走― 長尾和宏(長尾クリニック院長) 5月27日現在、兵庫・大阪における渡航歴と関係のない新型インフルエンザ発生は一応の収束に向かいつつあるようだ。今週からほとんどの学校での授業が再開された。各地での新たな患者発生や秋以降に予想されている第2波、第3波に対して、医療者はどう備えるべきなのか。… 2009/06/01 医療提供体制
新型インフルエンザA/H1N1 医療従事者で初の感染者、接触患者には予防投与 医療従事者で国内初の新型インフルエンザ感染が確認された。大阪府が5月22日に発表した。新型インフルエンザへの感染が確認されたのは、大阪府池田市に在住し、箕面市立病院(大阪府箕面市)に勤務している29歳の男性看護師。5月20日夜から発熱があり、21日朝に簡易検査でA型インフルエンザウイル… 2009/05/23 感染症
東京都、神奈川県でも新型インフルエンザ感染者 東京都と神奈川県で5月20日、新型インフルエンザ感染者がそれぞれ1人ずつ計2人認された。関東での確認は初めてとなる。2人はともに、川崎市内の同じ学校に通う16歳の女子高校生。5月11~18日まで米国ニューヨーク州に滞在し、同じ飛行機で19日午後に帰国した。帰国便の機内で発熱があったため、機… 2009/05/21 感染症
新型インフルエンザA/H1N1 新型インフルエンザ、退院の基準にPCR検査 新型インフルエンザウイルスへの感染が確認され、入院している40代の男性と10代の高校生(男性)の3人は、5月15日にも退院する見込みだ。厚生労働省が14日、明らかにした。 2009/05/15 感染症