人物探訪◆加藤雅明氏(森之宮病院 心臓血管外科部長) 大動脈解離の血管内治療で世界をリード 大動脈瘤や大動脈解離に対する血管内治療として急速に普及した、ステントグラフト治療。解離に対しては、加藤雅明氏が世界第1例を施行した。「慢性期の瘤化予防を目的とした低侵襲な治療法を開発し、… 2016/09/21 循環器
NEWS◎第46回日本心臓血管外科学会 慢性B型解離への血管内治療、承認の条件は 学会初のタウンホールミーティングで方向性を議論 第46回日本心臓血管外科学会学術総会で、慢性B型大動脈解離に対するステントグラフトの早期承認に向けたタウンホールミーティングが開催された。大動脈疾患の治療に携わる医師、医薬品医療機器総合機構(PMDA)、メーカーの三者が集まって、承認審査に必要な臨床データをどう作っていくか公開の場… 2016/02/26 循環器
トレンド◎解離を適応とする企業製ステントグラフト登場 急性B型大動脈解離、血管内治療の時代へ 慢性期への適応拡大が次の検討課題 大動脈解離の治療法として、ステントグラフトによる血管内治療が注目されている。2015年10月、合併症のある急性B型解離を適応とする企業製デバイスが発売され、普及に向けた環境が整った。さらに、急性期を内科治療で乗り切ったB型解離症例に対して、慢性期の偽腔拡大予防を目的としたステントグ… 2015/12/18 循環器
日経メディカル2011年10月号「トレンドビュー」(転載) 胸部大動脈瘤をカテーテルで治す 開胸手術に比べ死亡や合併症が大幅に減少 開胸手術が主流だった胸部大動脈瘤の治療に、ステントグラフトを用いたカテーテル治療が広がっている。新しいデバイスが開発されて治療成績が向上。手術が不可能だった患者にも治療が可能になった。 2011/10/13 循環器
新デバイス情報 クック、胸部大動脈瘤用のステントグラフト発売 クック ジャパンは5月19日、胸部大動脈瘤用に対する血管内治療用デバイス(ステントグラフト)「Zenith TX2 TAAエンドバスキュラーグラフト」(以下 Zenith TX2、写真)の販売を5月上旬から開始したと発表した。… 2011/05/26 循環器
新デバイス情報 ゼニス腹部大動脈瘤用ステントグラフト、新型発売 クック ジャパンは7月21日、腹部大動脈瘤の血管内治療用デバイス(ステントグラフト)「Zenith Flex AAA エンドバスキュラーグラフト」の販売を開始したと発表した。 2010/07/29 循環器
日本心臓血管外科学会2010 企業製ステントグラフトによる腹部大動脈瘤治療、成績良好 3年間538例を対象にした検討では瘤関連死回避率99%、東京慈恵医大 企業製ステントグラフトを用いた腹部大動脈瘤治療(EVAR)は、わが国では2006年7月のZenith-AAA承認に始まる。翌年にはExcluderも承認され、年とともに施行症例数は急増している。その中期成績は良好であることが、第40回日本心臓血管外科学会学術総会のシンポジウム「本邦でも始まった企業製EVAR… 2010/03/11 循環器
必要な時期に必要な量の薬剤を放出できるステントグラフト 山口大の研究グループが新たなシステムの基盤技術を開発 山口大大学院器官病態外科学講師の吉村耕一氏らのグループは、大動脈瘤の拡大を予防するような薬剤を任意の期間、量を調節しながら放出できるステントグラフトのシステムを考案し、基盤技術の開発に成功した発表した。… 2010/02/23 循環器
新デバイス情報 胸部大動脈瘤用ステントグラフト、薬事承認へ 日本メドトロニック社は4月14日、胸部大動脈瘤治療用の「TALENT胸部ステントグラフトシステム」(以下、TALENT、右写真)と、同ステントグラフトを血管壁に密着させるために使用する「メドトロニックReliantステントグラフトバルーンカテーテル」の薬事承認を4月9日に取得したと発表した。わが国に… 2009/04/14 循環器