後発品の供給不全をきっかけに起きた死亡事故 大阪府立急性期・総合医療センターは6月25日、同センターで発生した薬の取り違えによる死亡事故の詳細を明らかにした。昨年12月、入院患者にセフェム系抗菌薬のマキシピーム(一般名セフェピム)を投与すべきところ、誤って筋弛緩薬のマスキュレート(ベクロニウム)が投与され、患者はその後死亡… 2015/07/01 医療安全
肺癌化学療法時の発熱性好中球減少症に対するセフェピムとメロペネム、有効性と安全性は差がない可能性【肺癌学会2013】 肺癌化学療法時の発熱性好中球減少症(FN)に対するセフェピム(CFPM)またはメロペネム(MEPM)による治療において、両剤には有効性と安全性に関する有意差はないと考えられる結果が、九州肺癌研究機構(LOGIK)によるフェーズ2のランダム化比較試験から示された。11月21日から22日まで東京都で… 2013/11/24 癌
日経メディカル2011年10月号特別編集版「感染症予防と治療の最前線」転載 癌化学療法時の感染症、CFPM非感受性菌に注意 東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科教授 相羽 惠介氏 癌化学療法により好中球が減少すると、感染症のリスクが高まる。発熱性好中球減少症が見られた際には、経験的抗菌薬療法を開始しつつ血液培養検査を行い、より早期に耐性菌を把握し、治療方針を確立する必要がある。… 2011/11/08 癌
肺癌化学療法に伴う好中球減少症にセフェム系抗菌薬1日3回投与が安全かつ有用【臨床腫瘍学会2009】 肺癌の化学療法においては、発熱性好中球減少症を来す患者が存在する。現在は施設により異なる治療が行われているが、第4世代セフェム系抗菌薬セフェピム(商品名:マキシピーム)の1日3回点滴投与を試みたところ、安全かつ有用だったと国立病院機構名古屋医療センター呼吸器科の足立崇氏が、3月2… 2009/03/23 癌