医療志民の会が発足します(前編) 「静かなる自殺」を防ぐために 大谷貴子(NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会会長) 来る4月11日、閉塞的な医療の現状を打破するべく「医療志民の会」が発足いたします。目指しているのは、人びとが健康に恵まれ、安心して暮らせる医療制度の構築です。それには、医師、患者、政治家など、様々な立場の人々が議論し、協力できる“開かれた場”が必要です。同会はこの開かれた場とし… 2009/04/10 医師・患者関係
骨髄移植フィルター騒動 「2度と起きないように」舛添大臣は、危機管理と情報公開を私たちに約束した 大谷貴子(NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会会長) 去る2月24日、厚生労働省大臣室において、骨髄移植キット在庫不足に関する情報公開と患者負担増加の回避を求める要望書とともに、皆様にお寄せいただいた66,000筆超の署名(個人署名65893筆、メール署名623筆、個人意見書46筆、団体要望書59団体)を無事、舛添厚労大臣に提出いたしました。… 2009/03/06 行政・制度
骨髄移植をすくえ 医療を救う患者主導の活動 田中祐次(東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門特任助教) 昨年12月20日付の読売新聞で、米バクスター社製の医療器具の不足により今年の3月以降に日本では骨髄移植を受けられない可能性が報じられた。報道に前後して、日本造血細胞移植学会は今後の対応等を相次いで報告。学会が検討している当面の方策は、保険のきかない他社製の器具を個人輸入して使用す… 2009/02/03 行政・制度
がん難民時代 国内での臨床研究が事実上不可能に 上昌広(東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門准教授) 骨髄移植を待っている患者さんがこの3月頃から移植を受けられなくなる可能性があることが、先般、明らかとなった。必要なキットの不足が確定的という。 2009/01/27 行政・制度