リポート◎IBDを迅速に評価する新たな診断薬LRGが承認 CRPを超える炎症マーカーで変わる腸疾患診療 クローン病や潰瘍性大腸炎に代表される炎症性腸疾患(IBD)の疾患活動性を確実に評価するには従来、侵襲性の高い大腸内視鏡検査を行うしかなかった。しかし今年8月、血液検査で腸管粘膜の炎症の度合いを把握できる新たなバイオマーカーが登場。検査のハードルが下がり、受診当日に結果が得られる… 2018/11/15 消化器
BeSt試験6年目の成績:51%が寛解、17%がドラッグフリー寛解を維持 関節リウマチ(RA)に対する早期からの積極治療の重要性を世に知らしめたBeSt試験の最新成績が報告された。508例の参加者のうち8割以上が、6年を過ぎた今も脱落することなく追跡下にあり、そのうち51%が臨床的寛解、17%がドラッグフリー寛解を維持しているという。米フィラデルフィアで開催され… 2009/10/23 骨・関節・筋
インフリキシマブで深い寛解を達成すればドラッグフリー寛解も実現可能に 生物学的製剤が導入されたことによって、関節リウマチ(RA)の臨床的寛解が実現可能な目標となり、さらには画像的寛解、機能的寛解、そしてドラッグフリー寛解を目指す治療へと進化している。4月23日から26日まで東京で開催された第53回日本リウマチ学会総会・学術集会のシンポジウムでは、産業医… 2009/04/30 骨・関節・筋
アバタセプトの国内フェーズ2、10mg群と2mg群の効果に有意差なし 関節リウマチ(RA)を対象に国内で行われたアバタセプトのフェーズ2臨床試験の結果が、初めて明らかになった。4月23日から26日に東京で開催された第53回日本リウマチ学会総会・学術集会のシンポジウム「New era for early diagnosis and treatment in RA」で、埼玉医科大学副学長で総合医療センタ… 2009/04/30 骨・関節・筋
BeSt試験から学ぶ関節リウマチの治療戦略 早期からのインフリキシマブ療法がもたらす臨床的ベネフィット 近年、関節リウマチ(RA)の治療は、関節破壊をくい止め、機能障害を防ぐために、早期からの積極的治療が主流となりつつある。オランダ・ライデン大学医療センターのFerdinard C. Breedveld氏は、9月23~27日に開催されたアジア太平洋リウマチ学会(APLAR2008)のシンポジウムで、早期からの強化… 2008/09/30 骨・関節・筋