若い職員の尻を蹴り上げた患者の言い分 今回は「相手の目を見て話すことの大切さ」を教えてくれた事例を紹介したい。警察OBとして病院に勤め始めたころだ。「何か困ったことがあったら、いつでも相談に来てほしい」。そんなメッセージを全職員に向けて発して間もなくのこと。若い男性職員が血相を変えて、我々の部屋に飛び込んできた。… 2016/04/05 医師・患者関係
この患者が来なければ朝まで寝てられたのに 警察OBとして病院に勤めてみて分かったことがあります。それは、暴力の芽をいかにして摘むかということです。ある患者さんのご主人からこんな話を聞いたことがあります。 2016/02/08 医療安全
出所した暴力患者の「お礼参り」に怯えた看護師 「その節はお世話になりました。刑務所の診療所に通って病気が完治しました。あのとき逮捕されていなければ、もう死んでいたかもしれません」。こう言って深々と頭を下げた男は、私が勤める大学病院ではとても有名な問題患者だった。酒を飲んで暴れては救急車で運ばれてきて、点滴をして楽になる… 2015/12/21 医療安全
病院トラブルに救世主!? 「警察OBの能力を病院内で活用してほしい」 元神奈川県警秦野署長の谷山悌三氏に聞く 最近、医師に暴言を吐いたり、暴力をふるったりする患者、いわゆるモンスターペイシェントに悩まされる病院が増えている。そこで注目を集めているのが、トラブル対処のノウハウや法律の知識を持った警察OBの雇用だ。医師向けの院内トラブル対策に関する講演で好評を博している元神奈川県警秦野署… 2008/09/24 医療経営