《第5回》 耳の痛みが現われた気うつの症例 クリニカルノート #1 本連載では折に触れ、漢方を処方したアップ・ツー・デートな症例を「クリニカルノート」として呈示します。 連載第3回「喉のつかえ」で、「気うつ」の患者さんに対して半夏厚朴湯や柴朴湯で治療したことを示しました。今回も「気うつ」の患者さんですが、訴える症状が異なる患者さんが来院されま… 2008/09/15 精神・神経
《第3回》 喉のつかえに2つの方剤 病気に至ったストーリーを読み解く推理力がカギ 今回は「喉のつかえ」を取り上げます。喉のつかえは昔からよくあった症状で、梅核気という病名で江戸時代の医学書にも記載されています。梅核気とは喉に梅干の種がつかえている感じがするという意味です。日本人は生真面目な性格の人が多いためか気が滅入りやすく、いわゆる「気うつの病」になり… 2008/08/01 東洋医学