学会トピック◎第65回日本糖尿病学会年次学術集会 SGLT2阻害薬投与で下肢切断リスク上昇せず レセプトビッグデータによる解析結果 我が国のレセプトデータベースを用いたビッグデータ解析から、糖尿病患者へのSGLT2阻害薬の投与に伴う下肢切断リスクの上昇は観察されなかったと、奈良県立医科大学糖尿病内分泌内科学講座の紙谷史夏氏ら(同大学公衆衛生学講座との共同研究)が、第65回日本糖尿病学会年次学術集会(会期:5月12… 2022/05/20 代謝・内分泌
薬害肝炎後の医薬品行政 何が変わったのか?変えていくのか? 「人」の力で未知の薬害を制せよ! 堀明子(帝京大学医学部附属病院腫瘍内科帝京大学医療情報システム研究センター) 2008年1月、フィブリノゲン製剤等の血液製剤による薬害肝炎事件について、国と原告・弁護団が基本合意に至った。これを機に、厚生労働省は2008年5月、「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」を発足。在までに10回開催され、薬害肝炎事件の検証、薬害再発防止に… 2009/03/17 行政・制度
医薬品等の安全性確保のためにレセプトデータの有効的な活用を! 山口拓洋(東京大学大学院医学系研究科臨床試験データ管理学特任准教授) 2006年1月に総務省IT戦略本部より「IT改革戦略」が発表され、医療分野においては、診療報酬請求(レセプト)の完全オンライン化の実現、さらに、厚生労働省によるレセプトデータの学術的・疫学的利用の推進が謳われています。… 2008/07/31 行政・制度