特集●旅行感染症の診かた Vol.4 1年目の研修医が診た狂犬病 狂犬病の症状とともに脳炎も発症、病歴の聴取ができない可能性を念頭に 2006年11月、日本で36年ぶりの狂犬病が洛和会音羽病院(京都市山科区)で発生した。最前線で診療に当たった医師の1人が、当時、研修医1年目だった岩崎千尋氏(現洛和会音羽病院シニアレジデント1年)。そして狂犬病発生の報告を受けて対応に追われたのが、同院総合診療科部長の二宮清氏(現現洛和… 2008/06/24 感染症