JAMA Intern Med誌から 2型DMにはやはりメトホルミンを第一選択に 他の経口糖尿病治療薬に比べて強化療法の必要性が減少 2型糖尿病患者に最初にメトホルミンを処方することで、他の経口糖尿病治療薬に比べて強化療法が必要となるリスクが減ることなどが、大規模な後ろ向きコホート研究の結果として示された。米Harvard大学のSeth A. Berkowitz氏らが、JAMA Internal Medicine誌電子版に2014年10月27日に報告した。… 2014/11/19 代謝・内分泌
第9回 ピオグリタゾンの大血管症予防効果に関する日本人対象のランダム化比較試験がある。〇か×か? 経口糖尿病治療薬として今回はピオグリタゾンのエビデンスを吟味していこう。血管合併症予防に関するエビデンスの有無に基づいた糖尿病治療薬選択を推奨している国立国際医療研究センター病院による「糖尿病標準診療マニュアル」(図1)では、ピオグリタゾンはステップ2のオプションとして位置付… 2014/03/04 代謝・内分泌
効能・効果を「2型糖尿病」に ビルダグリプチン、全糖尿病薬との併用が可能に ノバルティス ファーマは2月28日、ジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)阻害薬のビルダグリプチン(商品名エクア)の効能・効果を「2型糖尿病」に変更する一部変更承認を取得したと発表した。2型糖尿病患者に対して、保険診療でビルダグリプチンを使用する場合、これまでは単剤、もしくはSU薬との併… 2013/03/04 代謝・内分泌
ロシグリタゾンは長期の観察で心血管リスクを上昇させない――RECORD試験より チアゾリジン薬の1つであるロシグリタゾンは、長期観察では心血管リスクを上昇させないことが示された。4000人以上の糖尿病患者を対象に行われたRECORD試験の成果で、平均5.5年間の長期にわたりロシグリタゾンおよびビグアナイド薬のメトホルミンかスルホニル尿素剤(SU剤)の併用と、メトホルミ… 2009/06/06 代謝・内分泌
日本糖尿病学会より 糖尿病経口薬、一般医と専門医の違いは? SU薬が基本は共通、専門医は併用をBG薬で組み立て 現在ではビグアナイド(BG)薬、チアゾリジン薬、速効型インスリン分泌促進薬、αグルコシダーゼ阻害薬(αGI)といった様々なカテゴリーが登場し、多様化している糖尿病の薬物療法。しかし、これらの薬がプライマリケアの現場で、どのように選択されているのかといった実態は明らかになっていな… 2008/07/11 代謝・内分泌
日本内科学会総会から 専門性や経験年数で糖尿病治療はこんなに違う 薬物治療を受けている2型糖尿病患者と医師を対象に行った調査の結果、糖尿病の非専門医で経験年数が長いほど、1患者当たりのスルホニル尿素薬(SU薬)の投与量が多く、インスリン治療の導入割合が低いことが分かった。川崎市立川崎病院糖尿病内分泌内科の津村和大氏が、第105回日本内科学会総会・… 2008/04/17 代謝・内分泌