「膀胱炎治療にクラビット」は時代遅れ 前回は単純性膀胱炎の診断について紹介しました。今回は治療について考えていきます。単純性膀胱炎の治療のスタンダードは、現在は抗菌薬の投与です。 「現在は」と強調したのは、近年、膀胱炎の治療に対し、抗菌薬と消炎鎮痛剤(NSAIDs)の治療効果を比較した臨床試験が海外で立て続けに報告さ… 2019/03/26 腎・泌尿器
H2ブロッカー:ファモチジンが圧倒的な人気 第2位はラフチジン、第3位はラニチジン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高いH2ブロッカーを聞いたところ、第1位はファモチジン(商品名ガスター他)だった。医師の79.8%がファモチジンを挙げ、最も人気のあるH2ブロッカーであることが分かった。… 2015/07/16 消化器
患者を不快にさせる副作用の対処法を考える──末梢神経障害を中心に【がん看護学会2008】 治療アウトカム向上のために患者のQOLを上げるには 骨髄抑制、アナフィラキシー、間質性肺炎、消化管穿孔など、場合によっては生命を脅かす可能性もある副作用は、医師や薬剤師、看護師が化学療法を実施する上で常に注意しているものだろう。 2008/03/05 癌
特集連動◇癌治療の最先端 Vol.5 免疫療法●癌ペプチドワクチンをオールジャパン体制で評価 11月18日のNHKニュースでのオンエアーからしばらく、東大医科学研究所・中村祐輔教授の研究室の電話は、癌ペプチドワクチンへの問い合わせで鳴りっぱなしだった。癌患者や家族から1週間で来た電話は400件を軽く超える。「自分の癌には使えるのか」「どこに行ったらできるのか」といった、すがるよ… 2008/12/19 癌
未治療高齢者肺癌にゲムシタビン、カルボプラチン併用が有用な可能性【呼吸器学会2008】 未治療高齢者進行非小細胞肺癌(NSCLC)にゲムシタビンとカルボプラチンの併用療法が有効で副作用も骨髄抑制が主であることが明らかとなった。国内で行われたフェーズ2臨床試験の結果、明らかとなったもの。高齢者の進行NSCLCに対するエビデンスのある治療は、新規抗癌剤の単剤療法とされているが… 2008/06/16 癌