進行小細胞肺癌を対象にlurbinectedinが米国で承認 米食品医薬品局(FDA)は6月15日、海洋産物由来の抗癌薬であるlurbinectedinについて、白金系抗癌薬ベースの化学療法を受けて病勢進行した進行小細胞肺癌(SCLC)を対象に迅速承認したと発表した。 lurbinectedinの有効性は、白金系抗癌薬ベースの化学療法を受けて病勢進行した進行SCLC患者105人… 2020/06/18 がんナビ
この20年、肺癌の生存期間は長くなったのか? Lung Cancer誌から 私が医師免許を取ったころを思い返すと、肺癌の診療は恐ろしいほどに進歩を遂げました。EGFR遺伝子変異が関与する肺癌が報告され、チロシンキナーゼ阻害薬によって驚くほど腫瘍が縮小して生存期間が延長した集団が出てきただけでなく、色々な遺伝子が関連していることが判明し、それぞれの分子標… 2019/07/08 呼吸器
進展型SCLCの1次治療で化学療法とデュルバルマブの併用は化学療法のみより有意にOSを延長 英AstraZeneca社は6月27日、 進展型小細胞肺癌(SCLC)に対する1次治療として、化学療法(エトポシド+白金系抗癌薬)と抗PD-L1抗体デュルバルマブを併用投与する方が、化学療法のみの場合よりも有意に全生存期間(OS)を延長できることが明らかになったと発表した。フェーズ3試験であるCASPIAN試… 2019/06/27 癌
2ライン以上の治療歴を持つSCLCにペムブロリズマブの単剤投与が有望【AACR2019】 2ライン以上の治療歴を有する進行小細胞肺癌(SCLC)に、抗PD-1抗体ペムブロリズマブの単剤投与が有効である可能性が明らかとなった。2件の多コホート型臨床試験の結果を探索的にプール解析したところ、2ライン以上の治療歴を有するSCLC患者で有望な抗腫瘍効果と持続的な効果が認められた。3月29… 2019/04/02 癌
2ライン以上の治療歴を持つSCLCにペムブロリズマブの単剤投与が有望【AACR2019】 2ライン以上の治療歴を有する進行小細胞肺癌(SCLC)に、抗PD-1抗体ペムブロリズマブの単剤投与が有効である可能性が明らかとなった。2件の多コホート型臨床試験の結果を探索的にプール解析したところ、2ライン以上の治療歴を有するSCLC患者で有望な抗腫瘍効果と持続的な効果が認められた。3月29… 2019/04/02 がんナビ
進展型小細胞肺癌の1次治療でアテゾリズマブと化学療法の併用が米国で承認 米Genentech社は3月18日、成人の進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)の1次治療として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブと化学療法(カルボプラチンとエトポシド)の併用が米食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。ES-SCLCの治療薬として免疫チェックポイント阻害薬が承認されたのは初めて。… 2019/03/19 がんナビ
既治療再発SCLCに対するニボルマブ投与は化学療法と比べてOSの有意な延長を認めず 米Bristol-Myers Squibb社は10月12日、既治療再発小細胞肺癌(SCLC)に対するニボルマブの単剤投与で、化学療法に比べて有意な全生存期間(OS)の延長は認められなかったと発表した。 2018/10/15 がんナビ
既治療再発SCLCに対するニボルマブ投与は化学療法と比べてOSの有意な延長を認めず 米Bristol-Myers Squibb社は、10月12日、既治療再発小細胞肺癌(SCLC)に対するニボルマブの単剤投与で、化学療法に比べて有意な全生存期間(OS)の延長は認められなかったと発表した。 2018/10/15 癌
ニボルマブが進行小細胞肺癌を対象に米国で承認 米Bristol-Myers Squibb社は8月17日、抗PD-1抗体ニボルマブについて、白金系抗癌剤と少なくとも他の1ラインの治療歴を有する進行小細胞肺癌(SCLC)への適応拡大の承認を米食品医薬品局(FDA)から獲得したと発表した。SCLCに免疫チェックポイント阻害薬が承認されたのは初めてになる。 米国にお… 2018/08/20 がんナビ
ニボルマブが進行小細胞肺癌を対象に米国で承認 米Bristol-Myers Squibb社は8月17日、抗PD-1抗体ニボルマブについて、白金系抗癌剤と少なくとも他の1ラインの治療歴を有する進行小細胞肺癌(SCLC)への適応拡大の承認を米食品医薬品局(FDA)から獲得したと発表した。SCLCに免疫チェックポイント阻害薬が承認されたのは初めてになる。… 2018/08/20 癌
間質性肺炎を合併した小細胞肺癌にもプラチナ製剤とエトポシドの初回治療は有用【肺癌学会2011】 間質性肺炎を合併した小細胞肺癌でも、初回化学療法によって予後が改善する可能性があり、プラチナ製剤とエトポシド併用による初回治療は有用であることがレトロスペクティブな解析で示された。11月3日から大阪市で開催された第52回日本肺癌学会総会で、国立がん研究センター東病院呼吸器内科の吉… 2011/11/08 癌
小細胞癌に対するトポテカンとシスプラチン併用療法が良好な生存期間示す 日本で行われた小細胞肺癌にトポテカンとシスプラチンを併用投与し、さらに顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を加えたフェーズ2試験で、良好な全生存期間が得られたことが明らかとなった。成果は、7月31日からサンフランシスコで開催されている世界肺癌学会で、国立がんセンター中央病院の久保田… 2009/08/03 癌
小細胞肺癌に対するpicoplatinの第3相試験、独立データモニタリング委が継続を推奨 米Poniard Pharmaceuticals社は5月5日、独立データモニタリング委員会(DMC)がStudy of Picoplatin Efficacy After Relapse(SPEAR)試験の有効性、安全性、試験実施の質についての情報を再検討し、同試験の継続を推奨したと発表した。SPEAR試験は国際的な大規模第3相試験で、治療抵抗性またはフ… 2009/05/08 癌
第2相試験で白金系抗癌剤picoplatinが再発性小細胞肺癌患者の生存期間を延長 米Poniard社は4月20日、再発性の小細胞肺癌(SCLC)患者における白金系抗癌剤picoplatinの第2相臨床試験の結果が「Journal of Clinical Oncology(JCO)」誌に掲載されたと発表した。前治療の白金系抗癌剤を含む1次治療の化学療法で効果がない、または1次治療を受けても6カ月以内に進行したSCLC患… 2009/04/27 癌
再発性小細胞肺癌を対象としたpicoplatinのフェーズ3「SPEAR試験」の登録完了 米Poniard社は3月25日、小細胞肺癌を対象とした白金系抗癌剤picoplatinのフェーズ3試験「SPEAR (Study of Picoplatin Efficacy After Relapse)trial」の登録者が目標である400人に達したと発表した。独立モニタリング委員会のもと、安全性と有効性の評価が行われることになる。… 2009/03/31 癌
第48回日本呼吸器学会学術講演会 これからの肺癌治療はどう変わるのか?──ASCO2008を振り返る【呼吸器学会2008】 -速報ASCO2008- 2008年5月30日から6月3日の5日間、シカゴで米国臨床腫瘍学会(ASCO)が開催された。今年は世界中から約3万3000人が集まり、日本からはおよそ1000人が参加した。毎年、大規模な臨床試験の結果や数多くの治療成績が報告され、癌治療の方向性を指し示してきたASCO。帝京大学医学部内科学講座腫瘍内科… 2008/07/22 癌
既治療小細胞肺癌に対するアムルビシン投与はトポテカンよりも有効【呼吸器学会2008】 既治療小細胞肺癌に対してアムルビシンはトポテカンよりも有効であることが無作為化第II相試験の結果から明らかになった。この結果は、6月15日から開催された第48回日本呼吸器学会学術講演会で、北日本肺癌臨床研究グループに参加する東北大学病院遺伝子・呼吸器内科の井上彰氏が発表した。… 2008/06/23 癌
第48回日本呼吸器学会学術講演会 PS3/4の小細胞肺癌でも化学療法は可能【呼吸器学会2008】 全身状態が良好でないPS3/4の小細胞肺癌患者でも、血清アルブミンや骨髄機能の低下がなければ、化学療法を積極的に行えることが、有効性と安全性を検討したレトロスペクティブ研究で明らかになった。6月15日から17日に開催された日本呼吸器学会(神戸市)で国立がんセンター東病院呼吸器科の釼持… 2008/06/20 癌
イリノテカンの活性代謝物を高ミセル化したNK012が米国でのフェーズ1で有望結果 NK012は、イリノテカンの活性代謝物であるSN-38を高ミセル化した新薬。米国におけるフェーズ1試験で十分な忍容性があることが確認され、難治性の癌患者で抗腫瘍効果が示された。成果は、5月30日から6月3日まで米シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、Sarah Cannon Research Institute,N… 2008/06/06 癌
「ハイカムチン」経口薬が欧州でも承認へ 英GlaxoSmithKline社(GSK社)は、2008年2月4日、成人の再発性小細胞肺癌を対象とする「ハイカムチン」経口薬(トポテカン・ハードカプセル)の市販許可申請に対して、欧州医薬品庁(EMEA)から好意的な意見を受け取ったと発表した。欧州における正式な承認は2カ月後と予想されている。… 2008/02/08 癌
経口トポテカンが再発小細胞肺癌の治療薬として米国で承認 英国GlaxoSmithKline社は、10月15日、再発小細胞肺癌の治療薬として、経口トポテカン(商品名「ハイカムチン」)が、米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたことを発表した。これにより経口トポテカンは、再発小細胞肺癌に対するセカンドライン治療として承認された唯一の経口による単剤化学療法にな… 2007/10/15 癌