トレンドビュー◎てんかん学会が単剤使用の承認を要請 新規抗てんかん薬が使いたくても使えない!? 抗てんかん薬は、副作用、コスト、薬物相互作用などの観点から、単剤で使用することが強く推奨されている。しかし、2006年以降に登場した新規抗てんかん薬では、既存薬との併用しか認められていない。そのため「使いたくても使えない」状況が頻発し、専門医は頭を悩ませている。… 2013/11/05 精神・神経
日経メディカル2012年9月号特別編集版「神経・精神疾患のトピックス」転載 てんかんの薬物治療、発作症状に基づき選択を てんかん患者は国内でおよそ100万人いると推定されており、てんかん専門医でなくとも診る可能性の高い疾患の1つといえる。てんかん治療ではその発作型に応じて薬剤を選択するのがポイントだ。発作型を推測するための症状の見分け方と治療薬選択の考え方をまとめた。… 2012/10/03 精神・神経
日経メディカル特別編集版転載 高齢者で増加するてんかん、認知症やうつとの鑑別を 京都大学大学院医学研究科臨床神経学准教授 池田昭夫氏 小児の疾患と思いがちなてんかんだが、実は高齢化に伴い、高齢発症のてんかん患者が増えている。けいれんを伴わない発作が多く、物忘れやうつ症状と見誤まったり、失語や麻痺などの多彩な発作症状が見られることから、認知症や脳血管障害との鑑別が求められる。… 2011/10/12 精神・神経
JAMA誌から 妊娠初期の第2世代抗てんかん薬曝露は出生異常を増やさない 第1世代の抗てんかん薬の胎内曝露は出生異常リスクを約3倍に高めることが明らかになっている。だが、第2世代抗てんかん薬の胎児に対する影響は明確になっていない。このほどデンマークStatens Serum InstitutのDitte Molgaard-Nielsen氏らが行った過去最大規模のコホート研究で、妊娠初期にそれら… 2011/06/03 産婦人科
【新薬】レベチラセタム イーケプラ:SV2Aを介した新作用機序の抗てんかん薬 2010年7月23日、抗てんかん薬のレベチラセタム(商品名:イーケプラ錠250mg、同錠500mg)が製造承認を取得した。適応は「他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法」であり、成人には、1日1000mgを2分割投与… 2010/09/09 精神・神経
特集●てんかん診療の今 Vol.3 使いやすい新規抗てんかん薬が続々 課題は単剤での保険適用 海外では既に使用されている抗てんかん薬が、ここ数年で日本でも次々と登場している。既存の治療薬とは、どのような点が違うのだろうか。 2010/04/28 精神・神経
抗てんかん薬で自殺関連行動リスク2倍、FDAが警告 すべての抗てんかん薬に同様のリスク上昇の可能性あり 米国食品医薬品局(FDA)は、2008年1月31日、てんかん、双極性障害、片頭痛、その他の疾患により抗てんかん薬の投与を受けている患者では、自殺に関連した行動のリスクが2倍になると警告を発した。リスク上昇はすべての抗てんかん薬に予想されるという。… 2008/02/05 精神・神経