前立腺肥大症に効く漢方(1) 前立腺肥大症の考え方と漢方処方 前立腺肥大症は、前立腺が肥大して尿道を圧迫し、排尿障害が生じる疾患です。漢方では、証の虚実を見極めることが、前立腺肥大症の治療のポイントとなります。 2019/04/17 コメディカル
トレンド◎相次ぐ配合剤の登場で変わる国内外のCOPD診療指針 喘息合併しないCOPDに吸ステは不要 日本版ガイドラインの改訂作業も進む、秋にも公表 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の国際的な診療指針が約6年ぶりに大幅に改訂された。吸入ステロイド薬の位置づけが後退し、長時間作用性気管支拡張薬が治療の中心となることが示された。さらに、増悪リスクの高いケースの初期治療では長時間作用性β2刺激薬(LABA)よりも長時間作用性抗コリン薬(LAMA… 2017/03/02 呼吸器
過活動膀胱治療薬:ソリフェナシンが一番人気 第2位はプロピベリン、第3位はイミダフェナシン 日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、最も処方頻度の高い過活動膀胱治療薬を聞いたところ、第1位はソリフェナシン(商品名ベシケア)だった。医師の42.7%がソリフェナシンを挙げ、最も人気のある過活動膀胱治療薬であることが分かった。… 2015/05/28 腎・泌尿器
JAMA Intern Med誌から 5α還元酵素阻害薬は前立腺癌リスクを高めず 逆に前立腺癌リスクを有意に低減、米国でのコホート研究の結果 良性前立腺肥大症の治療に広く用いられているフィナステリド、デュタステリドといった5α還元酵素阻害薬(5-ARI)の使用は、高悪性度前立腺癌リスクを高めないこと、逆に前立腺癌リスクを有意に低減することが、米国の男性医療従事者コホートを14年間追跡した結果として示された。米Massachusetts… 2014/06/18 腎・泌尿器
【新薬】排尿障害治療薬 タダラフィル ザルティア:PDE5阻害作用で排尿障害を改善 2014年1月17日、排尿障害治療薬タダラフィル(商品名ザルティア錠2.5mg、同錠5mg)の製造販売が承認された。適応は「前立腺肥大症に伴う排尿障害」で、1日1回5mgを経口投与する。成分のタダラフィルは、既に2007年9月から勃起不全治療薬(商品名シアリス)として、2009年12月からは肺動脈性肺高血… 2014/03/28 腎・泌尿器
BMJ誌から 前立腺肥大症へのタムスロシンが低血圧リスクを上昇 投薬開始から8週間は特に注意が必要、後ろ向きコホート研究の結果 中高年の良性前立腺肥大症患者へのタムスロシン(商品名ハルナールほか)投与は、入院を必要とする低血圧のリスクを高めること、特に投薬開始から8週間はそのリスクが高いことが後ろ向き研究の結果として示された。米食品医薬品局(FDA)のSteven T Bird氏らが、BMJ誌電子版に2013年11月5日に報告… 2013/11/21 腎・泌尿器
証と病期に合わせた処方が基本 「インフルエンザ=麻黄湯」ではない 動悸や排尿障害が生じたら服薬中止の指導も インフルエンザ患者に漢方薬を処方する医師が増えている。特に、麻黄湯はインフルエンザの症状改善に一定の効果が確認されており、保険適応上も使用に問題がないため、使用する医師が少なくないようだ。ただし、「そもそも漢方薬は、患者の証に合わせて処方すべきもの。インフルエンザなら一律、… 2013/10/23 感染症
BMJ誌から 無症状の前立腺肥大症にもデュタステリドは有効 臨床的な進行を抑制、REDUCE試験の事後解析結果 5α還元酵素阻害薬のデュタステリドが、中等症から重症の下部尿路症状がある良性前立腺肥大症患者だけでなく、無症状または軽症の患者に対しても進行抑制効果をもたらすことが、カナダToronto大学のPaul Toren氏らの研究で明らかになった。これは、デュタステリドの前立腺癌予防効果を評価したRED… 2013/04/30 腎・泌尿器
JAMA誌から ノコギリヤシに下部尿路症状の改善効果なし 前立腺肥大症患者約370人を対象とした無作為化試験の結果 欧米で前立腺肥大症に伴う下部尿路症状の治療に広く用いられているノコギリヤシ果実抽出物に、下部尿路症状に対する効果がないことが、偽薬と比較した無作為化試験で明らかになった。米Massachusetts総合病院のMichael J. Barry氏らが、JAMA誌2011年9月28日号に報告した。… 2011/10/18 腎・泌尿器
日経メディカル2011年9月号「トレンドビュー」(転載) 前立腺肥大症診療ガイドラインが改訂 新しい薬剤や手術法の登場で治療が変わる 2011年7月に「前立腺肥大症診療ガイドライン」が10年ぶりに改訂。内容が一新され、初めて専門医向けに前立腺肥大症の治療方針がまとめられた。ここ数年で登場した薬剤や手術法も追加されている。 2011/09/20 腎・泌尿器
【新薬】5α還元酵素阻害薬「アボルブカプセル0.5mg」 デュタステリド:新機序の前立腺肥大症治療薬 2009年7月7日、前立腺肥大症治療薬のデュタステリド(商品名:アボルブカプセル0.5mg)が製造承認を取得した。用法・用量は「1回0.5mgを1日1回経口投与」である。 2009/08/06 腎・泌尿器
第97回日本泌尿器科学会総会会長の公文裕巳氏に聞く 「泌尿器科は総合臨床科になる」【泌尿器科学会2009】 第97回日本泌尿器科学会総会が4月16日から18日までの3日間、岡山市で開催される。分子標的薬の登場、ドセタキセルの前立腺癌への適応拡大、GC療法の登場などで、大きく変わる泌尿器科領域の癌治療の最新動向が報告される。集会の会長を務める公文裕巳氏に話をうかがった。… 2009/04/16 癌
ヒヤリ・ハット事例<139> 3施設を受診、3薬局で調剤。禁忌薬を見逃し 医師会員限定コンテンツです。この記事は、NPO法人医薬品ライフタイムマネジメントセンターが提供している「医師のための薬の時間」(http://iphiss.jp/i-phiss/drs.html)から提供を受けています。 2009/02/09 腎・泌尿器 医師限定コンテンツ
BMJ誌から 前立腺肥大症の低侵襲治療は切除術に勝るか? 有害事象は少ないが改善の程度は低く再手術率が高い 前立腺肥大症に対する治療の中で最も有効と考えられているのが、経尿道的前立腺切除術(TURP)だ。しかし、近年は、より簡便で有効、安全かつ低コストの治療が求められており、レーザーなどを使った最小侵襲治療が広まりつつある。英Aberdeen大学のTania Lourenco氏らが行ったメタ分析の結果、前… 2008/11/12 腎・泌尿器
急性尿閉による死亡リスク上昇は、50歳前後が最も高い 「急性尿閉という臨床症状がある男性は全般的に死亡率が高い」というのは、尿閉の原因を来す合併症の存在によるのだろうと想像するのだが、「影響が一番出るのは45-54歳男性」ということに一番驚いた。… 2007/12/15 腎・泌尿器