日経メディカル2011年12月号特別編集版「ピックアップ」(転載) 睡眠呼吸障害の治療は心不全の予後を改善する 自治医科大学附属さいたま医療センター循環器科教授 百村 伸一氏 心不全には睡眠呼吸障害(SDB)が高率に合併することが知られている。SDBの存在は心不全の増悪と関連があることがわかっており、その治療が予後を改善する。最新の心不全ガイドラインにも追加されたSDBの病態、診断、治療について概要を紹介する。… 2012/02/08 呼吸器
特集●睡眠診療アップデート Vol.3 「昼の眠気ない睡眠時無呼吸」を見逃さない 心血管リスクのエビデンス増え、循環器学会もガイドライン 2003年に新幹線の運転士が居眠り運転でオーバーランを起こし、睡眠時無呼吸症候群およびその多くを占める閉塞性睡眠時無呼吸の認知度は一気に高まった。一方で、過眠症状(眠気)や肥満体型というイメージが強く定着したために、そういった特徴がない患者については見逃しがちという側面も出てき… 2010/10/27 呼吸器
日本循環器学会2008 慢性心不全患者の中枢型睡眠時無呼吸 β遮断薬が重症度を改善する可能性 慢性心不全患者の中枢型睡眠時無呼吸(CSA)にβ遮断薬のカルベジロールが有効である可能性が示された。大分大学第二内科の田村彰氏が第72回日本循環器学会総会・学術集会で発表した。 2008/07/08 循環器
シートに寝るだけで睡眠時無呼吸の検査が可能に 呼吸に伴う横隔膜の動きをセンサーで感知 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査は通常、口や鼻にマスクを装着したり、指に装置を付けなければならないなど、患者には不快さが付きまとう。しかし、これからは体に何も付けず、ただ寝るだけで検査ができるようになりそうだ。 … 2007/08/29 呼吸器